よくあるご質問

当院は、国の医療保険を利用したリハビリテーションと保険対象とならない自費のリハビリテーションのどちらも提供しています。医療保険のリハビリテーションは、疾患や日数に制限がありますが、自費のリハビリテーションはそれらに制限されることなく、自由に受けていただけます。

当院は、「脳血管疾患等リハビリテーション料」「運動器疾患リハビリテーション料」「廃用症候群リハビリテーション料」の届出を行なっています。それぞれの対象疾患や算定日数（発症、手術若しくは急性増悪又は最初に診断された日からの日数）は下表の通りです。

次の患者様について、治療を継続することで改善が期待できると医学的に判断された場合は、算定日数を超えて医療保険でのリハビリテーションを受けていただけます。

• ・失語症、失認及び失行症の患者
• ・高次脳機能障害の患者
• ・重度の頚髄損傷の患者
• ・頭部外傷及び多部位外傷の患者
• ・軸索断裂の状態にある末梢神経損傷（発症後一年以内のものに限る。）の患者
• ・外傷性の肩関節腱板損傷（受傷後百八十日以内のものに限る。）の患者
• ・回復期リハビリテーション病棟又は特定機能病院リハビリテーション病棟において在棟中に回復期リハビリテーション病棟入院料又は特定機能病院リハビリテーション病棟入院料を算定した患者であって、当該病棟を退棟した日から起算して三月以内の患者（保険医療機関に入院中の患者、介護老人保健施設又は介護医療院に入所する患者を除く。）

上記、算定日数内であれば医療保険を利用いただけます。ただし、当院外来リハビリを受けられる前に介護保険リハビリテーション（通所リハ、通所介護、訪問リハ）を利用された場合、医療保険は利用できません。

保険適用となる例

• ・急性期病院退院（またはかかりつけ医での診断） → （算定日数まで）当院外来リハビリテーション
• ・回復期リハ病棟退院 → （3ヶ月間）当院外来リハビリテーション

保険適用とならない例（自費リハビリテーションをご利用ください）

• ・急性期病院または回復期リハ病院退院 → 介護保険リハビリテーション → 当院外来リハビリテーション

混合診療となるためできません。保険対象の場合は医療保険リハビリテーションを、保険対象とならない場合は自費リハビリテーションのどちらかをお受けください。

当院は、選定療養（保険診療の規定する回数を超えて行う診療）の届出を行なっておりません。
たとえば、介護保険をお持ちでない患者様で、算定日数を超えた場合、月13単位（1単位20分）まで保険診療で受けていただけます。当院ではそれ以上のリハビリテーションを希望される場合は、保険診療を利用せず、すべて自費リハビリテーションとして提供いたします。

外来リハビリテーションは、ご自宅や施設などに退院されてからのリハビリテーションになります。退院後すぐにリハビリテーションを開始するため、入院中の段階からご相談ください。当院にご連絡いただければ、ご入院先のソーシャルワーカーなど退院調整部門に相談させていただきます。なお、回復期リハビリテーション病棟に入院されている方は、退院後3ヶ月間、毎日2時間までリハビリテーションを保険診療で受けていただけます。

初診の際には、現在受診されている医療機関からの「診療情報提供書（紹介状）」を必ずお持ちください。保険対象となる疾患や算定日数のもととなります。診療情報提供書を持参されない場合、保険適用となりませんのでご注意ください。まずは、当院にご相談ください。

自費リハビリテーションは、疾患や期間によって制限されることはありません。お気軽にご相談ください。

例えば、脳血管疾患（脳梗塞・脳出血・クモ膜下出血・脳腫瘍など）、脊髄損傷、整形外科疾患（大腿骨・脛骨骨折、脊椎管狭窄症、変形性股/膝関節症など）の患者様です。症状としては手足に麻痺がある方、高次脳機能障害、失語症や構音障害、嚥下障害、寝たきりで筋力が落ちてしまった方など様々です。年齢層も高齢者だけでなく、若年の方にも対応しています。

発症時期や重症度（歩ける方、寝たきりの方など）に関係なく対応させて頂きます。症状や状態など医師による診察後、リハビリテーション内容を提示させていただきます。

原則、ご自宅や施設に退院後からのリハビリテーションとなります。退院後すぐにリハビリテーションを開始するため、入院中の段階からご相談ください。当院にご連絡いただければ、ご入院先のソーシャルワーカーなど退院調整部門に相談させていただきます。なお、入院中の医療機関でのリハビリテーションは、ご担当の主治医の許可を得た上で、自費の訪問リハビリテーションとして提供しています。

すべて自費の訪問リハビリテーションとして提供しています。（2時間44,000円（税込））
東京23区内は交通費無料で訪問いたします。23区外の近隣エリアは、交通費として1回につき5,000円(税抜)を頂いております。詳しくはご相談ください。

初診の際には、現在受診されている医療機関からの「診療情報提供書（紹介状）」をお持ちください。患者様の疾患や状態を正確に把握し、適切なリハビリプログラムを提案するため大事な情報です。ご協力お願いいたします。

初診において、医師が患者様の状況や希望などをお伺いし、実現に向けて段階的なステップが踏める目標を設定します。その目標に応じてリハビリの内容や量、期間などを提案します。
1-2ヶ月に一度、担当チームと患者様、家族様とのカンファレンスを実施し、進捗を報告、共有しながら進めていきます。

改善には集中的なリハビリテーションが必要です。当院では1回2時間のリハビリテーションを基本としています。患者様の症状や状態によりますが、リハビリテーションの効果を得るため、週2-3日から6日までのプランを提案しています。改善の状況に応じて徐々にリハビリテーション回数を調整していきます。ご本人や家族様への自主トレや動作アドバイスなども積極的に実施しています。

当院には167㎡の広いリハビリ室がありますが、リハビリ室には患者様の目標や日常はありません。患者様の状況や必要性に応じて、必要な場所で、必要なプログラムを提供することをコンセプトとしています。当院の周辺環境を使った外出訓練のほか、患者様の職場や交通機関利用など、生活の場そのもので訓練することで、課題を見つけ解決を図ります。

当院は医療機関として、医師がリーダーとなり、理学療法士（PT）、作業療法士（OT）、言語聴覚士（ST）、管理栄養士など、患者様に必要な専門職種がチームとしてリハビリを実施します。各専門職は主担当として、患者様を責任もってケアいたします。また、母体となる千里リハビリテーション病院の副院長クラスのセラピストがチームメンバーをマネジメントし、リハビテーションの質を向上させます。

高齢の方でも少ない負荷で筋力・バランス力・柔軟性を高められる「パワープレート」「キネシス」を設置しています。数分の使用でも効果が見込めるため、毎回のリハビリでご利用いただき転倒予防を支援しています。

当院では、歩行能力を取り戻すための戦略として、早期から長下肢装具を積極的に使用しています。
脳卒中などの神経疾患による後遺症で下肢装具をご使用中の方や、歩行の不安定さ・つまずきやすさなどがあり、下肢装具の導入を検討している方を対象に、「装具外来」も実施しています。医師とセラピストが診察・評価を行い、装具の調整や新規作成を行います。

当院の診療時間は、月〜土 9:00〜18:00となっております。（日祝休み）
完全予約制となっているため、ご来院前には必ずご連絡ください。

保険診療は、国の定めた診療報酬によって決まります。
自費診療は、「自費診療リハビリテーション費用」をご覧ください。

保険診療は、毎回窓口にてお支払いください。現金やクレジットカード（VISA、Master、JCB、AMEX、Diners Club）、QRコード決済のご利用も可能です。
自費診療のリハビリテーション料は、デジタル回数券を購入いただきます。

当院での自費リハビリテーションを終了、中止される場合は、デジタル回数券の払い戻しをいたします。すでにご利用になった時間を1時間あたり13,200円を控除し、残った分をお支払いいたします。

まずは、電話にてご相談ください。
担当者が保険診療、自費診療それぞれに応じてご案内いたします。

現在、送迎サービスは行なっておりません。ご家族様による送迎、タクシー、公共交通をご利用ください。
当ビル１階までお越しいただきましたら、スタッフがお迎えにあがります。ご希望の方はおしらせください。
なお、当院専用駐車場はありませんので、お車の際は、近隣駐車場をご利用ください。

体調不良などやむを得ない場合はキャンセル可能です。
当日朝までにご連絡いただけますよう、お願いいたします。