架け橋

20111204錦帯橋12月24日に岩国の錦帯橋を見てきました。日本三名橋として錦帯橋、眼鏡橋、日本橋が、日本三奇橋として錦帯橋、甲斐の猿橋、祖谷のかずら橋があげられています。唯一残していた橋が錦帯橋でしたし、最もきれいな橋ですから、必ず見に行こうと思っていました。さすがにお見事でした。
橋の上に人が見えないように撮影するためのシャッターチャンスが結構難しかったのですが、なかなかいいタイミングで撮れました。それにお日様と雲も協力してくれまして、その瞬間、錦帯橋と山頂の岩国城にスポットを当てて照らしてくれたのです。
実はその直前、12月21日に私に名前の一文字をくれた宮崎の義兄が亡くなりました。82歳でした。理学療法士になるきっかけを作ってくれた内科医でもあります。折々に私にいい影響を与えてくれました。11月5日に会ってきたばかりです。私と医療の話をするときの義兄は矍鑠として素敵でした。
義兄が私に残してくれた医療人あるいは人間としてのあり方は「雅」という文字とともに次代へと繋いでいきたいと思います。私には次代に向けて橋を架ける義務があります。

コメント (6)

  • senri より:

    aisakuさん、明けましておめでとうございます。
    aisakuさんの熱い想いはきっと私たちの世界を変える力になりますよ。
    今年もよろしくお願いいたします。
    写真のこと、コメントいただきありがとうございます。
    もともと写真は大好きなのですが、今はカメラに時間を割けませんので、
    なんとこれらの写真はほとんど携帯電話を用いたものなのです。
    お恥ずかしい限りです。

  • aisaku より:

    先人の知識による遺産は現在も脈絡と受け継がれています。
    医療の世界も同じでしょうし、先人の知識をより発展させていくことが私たちの使命ですが、なかなかそのような思いを共感できる人、共感した後に行動に移せる人も少なくなっている気がします。

    理学療法を行っていく中で発展性を考えて、検証を行う人が徐々に少なくなっている気もします。

    そんな波に流されず自分の理学療法を築くためにも、来年も頑張っていきたいものです。

    2011年もよろしくお願いします。

    追伸:それにしても毎回素敵な写真がアップされていますね。写真だけでも心がいやされます。

  • senri より:

    asukaさん、心強いフォローをありがとうございます。
    ますます頑張っていかなければ、と思います。
    来年がよい年になりますように。

  • asuka より:

    こちらこそいつも温かなご返答を頂き、
    先生の包容力の大きさに感銘を受けています。

    先生が安心して橋を渡りきるためには、
    先生一人が努力されても駄目なように感じます。
    私を含め多くの人も共に努力しなければと感じております。

    先生の想いを周囲にも伝え、協力し合っていきたいと思います。
    来年もよろしくお願い致します。

  • senri より:

    asukaさん、おはようございます。
    今年はたくさんのコメントをいただき、ありがとうございました。
    言外にあるメッセージを余りあるほど受け止めていただき、
    心から感謝しています。
    私にとって雅久という義兄は言わばルーツの一つであり、とても大きな存在でした。
    雅な錦帯橋を中ほどまで渡って、川面を見ながらこれからのことを考え、
    そこからUターンしました。まだ渡り切ってはいけない、という声が聞こえたのです。
    残りはまた改めて渡りたいと思います。

  • asuka より:

    次代を担う私たちは錦帯橋のように、
    特徴的な形でありながら、周りから浮くことなく、
    周りと同調してしっかりとした存在感を示していかないといけないですね。

    「雅」のようにただ闇雲に先生の言葉を鵜呑みにするのではなく、
    自分の中で推敲し、よりよいものにしていかなければならないと感じます。

    しっかりと先生の言葉を受け止めていきたいと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。