知ること

20120428御衣黄3先日のブログに御衣黄という八重桜を紹介しました。そのときの写真では淡い緑色の花びらでした。今朝はご覧の通りのピンク色。同じ桜とは思えない素晴らしい七変化です。
この1週間ほど、出勤時に花びらの色の変化を観察してきましたが、私にとってはちょっとしたオアシスだったのです。そして花は今日、明日にも終わりを告げ、木の周りはピンクの絨毯になります。
興味のあることには人間は積極的に迫ります。一歩踏み込んで知ろうとしますから、感動を伴い、その収穫には大なるものがあります。それが八重桜の花言葉「豊かな教養」にもつながっていきます。
いろんな事象に興味を持ち、それらを知るために行動することが大切なこと。自身の足をそこに向けて一歩踏み出すことが大切なこと。些細なことでも、積み重ねれば高い山になるのです。

コメント (10)

  • senri より:

    中井さん、おはようございます。
    悲しいことがあったのですね。
    13年ということは人生ならぬ犬生をほぼ全うされたのでしょうか。
    私の家のワンちゃんも2年前に亡くなり、悲しい、寂しい思いをしていたことを思い出しました。
    でも、また新しい家族が違った世界をプレゼントしてくれて嬉しいことです。
    ワンちゃんとの生活、毎日のわんこリハビリ、楽しんでください。

  • 中井 より:

    わんこリハビリ
    吉尾先生ご無沙汰しております。ご報告ががございます。
    去年の暮れ13年我が家に居て私の退院を待ってくれていたわんこが逝ったので寂しい思いをしていたのですがリハビリに精をだし散歩に連れてって言ってやろうという願いも思いもかなわなかった。4月20日警察から保護されていたわんこを貰い受けてきまして現在散歩に連れてって貰ってます。リードはギリギリのテンション状態で爆弾処理で屈み良いリハビリになっています。

  • senri より:

    aisakuさんがおっしゃるような多角的にみる力はなかなか備わってこないかもしれません。
    それは私たちの学問体系にもありますし、生活そのものに最も近いはずのセラピストに生活感がないことも、そして社会情勢に関する興味を持っていない人たちが集まった集団になっていることなど、理由はたくさんあげられます。
    そのような狭い視野の中で考えられたプログラムにどれだけの信頼性があるのでしょうか・・・。
    疑問を抱かずにはいられません。
    セラピストに否定的なことばかり書きましたが、それだけ重要な業を託されているのだという気概を持って取り組んでほしいと思っているのです。
    もっと、本当の誇りを持ってほしいですね。
    神戸ではY氏ともども、熱く語り合いましょう。

  • aisaku より:

    最近の医療訴訟などを見ていると、失敗はしたらいけないというパラダイムに若い人たちはかかっているのかもしれません。
    生命にかかわることならまだしも、私たちの世界は手探りでその人にあったものを引き出すことが大切と思っています。
    その過程で先生が言われているような失敗をしながら、人は成長すると思うのですが…
    最近の休日前の職員間の申し送りを聴いていると、プログラムを担当者とまったく同じようにすればいいという声が聞こえています。
    患者さまを多角的に診ることを放棄した理学療法士には、何が残るのでしょうか?
    もしかしたら、今の医療情勢と何か関係があるのかもしれませんね。

  • senri より:

    おはようございます、aisakuさん。
    今朝、周囲の八重桜を見ると、花はすっかりなくなっていました。
    アッという間ですね。
    まずはやってみること。そこで失敗しても、学ぶことはたくさんありますし、修正の仕方も見えてきます。踏み込んでみなければ、周りが変わらない限り変化はありませんから、学ぶことも少ないかもしれません。
    まして、若いうちの失敗はしなければならないもの、と考えた方がいいでしょう。
    失敗から学んだことは生涯忘れませんし、私の力になっています。

  • aisaku より:

    お久しぶりです。から揚げを食べすぎ、頭から鶏冠が生えそうです。
    御衣黄と書き「ギョイコウ」と読むんですね。前回からのシリーズものだったので少し調べてみました。ウコンという桜の品種ともかなり似ており、沖縄以外でも見ることができるそうなので、自分の周りにも咲いていなかったか少し調べてみようと思います。

    先生の記載があるように興味を持って一歩踏み込んだときに、成功体験が得られると行動が強化されますが、失敗しても小さな変化を感じられるようにならないといけないですよね。そうしないと、負の強化が働き行動が起きなくなる。私たち現場の身近な先輩はそんな目で後輩を支えてあげないなって改めて感じました。

  • senri より:

    makkyさんのお役に立てて何よりです。
    ピンクの絨毯まで紹介するとちょっとしつこいかな?ということで遠慮しましたが、
    花が散った後も含めてとてもいい花見ができました。
    実は十月桜がまだ咲いていまして、これもまたちっちゃくてきれいな八重桜なのです。
    昨年の十月頃から次々と花を開いて、ここに来て一気に咲き誇っています。
    自然の作品は凄いですね。
    ワインは大好きです。と言っても、最近はゆっくり楽しむ時間を作れずにいるのですが、
    美味しい料理をいただきながらグラスを傾ける、なんてお洒落なひと時を過ごしたいですね。
    いつかご一緒しましょう。

  • senri より:

    yunさん、こんにちは。コメントいただき、ありがとうございます。
    忙しくても大好きな桜の観察は毎朝の日課でした。
    人間にはできない技ですから、御衣黄の七変化はとても興味深いものでした。
    このピンクの御衣黄をご紹介した日の夕方に訪ねてみると、木の周りは正にピンクの絨毯。
    こういう感動を人間関係の中でもたくさん感じたいものですね。
    そのために一歩踏み出す。大切な一歩だと思います。

  • makky より:

    吉尾先生おはようございます。
    今年は都合があわずお花見に行けなかったので、貴重な八重桜をありがとうございました。
    桜の変化は今の時期、あっと言うまなので見れてよかったです。これで僕のお花見は満足に終わりました。
    何事にも興味を持つことは難しいですね。僕もいくつか(ワインとか・・・)趣味はあるのですが、切っ掛けはいつ訪れたのかは正確には分かりません。ただ、その切っ掛け作りやその人の強みを知り活かせきれる様にアドバイスをしていますが、後輩からみるとエゴだと思われているかもしれません。
    先生はワインにもお詳しいと思いますが、僕も少しワインにかじりついている所で、機会があれば是非ご一緒にと思います。

  • yun より:

    こんにちは、yunです。

    八重桜の七変化、素敵ですね。

    毎日楽しまれたことでしょうね。

    うちの近所の桜も随分綺麗に咲き、お天気だったお陰で、

    今年はいつもの年より、桜鑑賞を満喫できました。

    一歩踏み込むのは勇気がいることでもありますが、

    私も勇気をもって、一歩踏み出してみようかな。。

    ところで毎日、お忙しいご様子。

    どうぞお身体、ご自愛なさってくださいね。

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