福島を訪ねて

福島を訪問してきました。原稿が山のようにたまっているのにボランティア活動をしている場合ではないのかもしれませんが、Q.o.A.A.の皆様の元へ行ってきました。今年も温かいおもてなし、ありがとうございました。
Gait Solutionを開発された山本澄子先生とのジョイントセミナー。歩行についてバイオメカニクスの立場から、あるいは脳のシステムの視点から、臨床家たちと考えてきました。
工学博士の山本先生のお話はさすがに論理的で、それはセラピストに最も欠けている側面だと思います。その原因の一つとして日常用いられる言葉の定義が曖昧であることがあげられると思います。その言葉を用いてしっかり考え抜いていく力が不足しているのでしょう。特に理学療法士には男性が多く、それらの手続きが緻密ではないように見えます。あくまでも一般論としてですが、男女の脳の発達の違いを感じます。
男って、ちゃんと考えればあり得ないことをその場の雰囲気や勢いで物事を決め、行動してしまう傾向があります。原発だってそうです。最終処分場も決まっていないのに、これだけの原発ができていること自体、やはりおかしいことなのです。物事をきちんと考える女性に言わせれば「何やってんのよ!」でしょうね。
禁断のりんごは食べてみると素晴らしい世界が待っている可能性が大だと私は思いますが、やはり毒りんごはいけません。患者さんの問題を分析するにあたり、雰囲気だけでなんとなく、という態度は慎まなければいけません。
福島に行って、山本澄子先生と時間を過ごして、改めてそのようなことを考えました。

コメント (15)

  • senri より:

    yamazakiさん、こんばんは。
    基礎はやはり原点ですね。雲の上の話も心地よいかもしれませんが、yamazakiさんがおっしゃるとおりだと私も思います。ぜひ積極的に広めてください。いつかは花が開き、実を結びますよ。

  • yamazaki より:

    2回参加していた先生の講習会も今年はタイミングが合わず参加できませんでした。誠に残念です。わたしは今年アウトプットする機会にとても恵まれています。学びをもっと深めるとともに解剖学を基礎として筋をしっかり触ることが治療のための基礎として大事であるということを広めていきたいと思います。まだまだ下積みですが。

  • senri より:

    kumasanさん、こんばんは。
    先日は歓迎していただき、ありがとうございました。
    とても楽しく充実した時間を過ごすことができました。
    成功者になるための25の秘訣とは・・・。さて、何でしょう?
    ぜひ成功者になりましょう。

  • kumasan より:

    こんばんは

    原稿がたまっている中、福島までお出かけ戴きありがとうございました。

    講演会で宿題をいっぱい貰って帰ってきました。

    「昨年聴いたこと自分で調べてみた」と自分自答しています。

    先生は3時間睡眠で仕事を進めているとお伺いしました。

    忘れないうちに 整理します。

    もっと脳のところで質問が出来るように、そして 脳画像と症例で質問を持っていけるように、

    したいです。

    それから 懇親会で話させて頂いた「身体の回復を乗り切る」についての「NLP神経言語プログ

    ラミングの創始者のバンドラーが語る『望む人生を手に入れようー今すぐ人生を好転させ真の成

    功者になる25の秘訣ー』を明日送らせて頂きます。

    ご迷惑でしょうが、お時間があるときにどうぞ。
     

  • senri より:

    nabeさん、コメントいただきありがとうございます。
    毎年、素晴らしい時間をいただき、感謝しています。
    nabeさんのコメントもそうですが、人生ってなにか縁みたいなものを感じますね。
    そのひとつひとつを大切にして生きていきたいですね。
    そこから生まれてくるものがたくさんあるようです。
    その中でさらに研鑽を積んでいければ・・・。
    これからもよろしくお願いいたします。

  • nabe より:

    こんばんわ。
    Q.o.A.A.のnabeです。
    毎年お世話になっておりながら、お恥かしながら初のコメントです。
    3日間本当にありがとうございました。
    より具体的な内容となった昨年の蕎麦屋さんから1年、あのspecialな日々からあっという間に1週間半が過ぎてしまいました。
    講習の内容はもちろんですが、麦秋の宴や対談での先生方が現在に至る軌跡のお話が自分にとってとても考えさせられる内容でした。
    senriさんは負けたくて負けた試合ではなくても、あの試合に1-0で負けてなければあの言葉も無かったのだと思います。本当に出会いは神様が授けて下さるものだと思います。そして、その出会いを大切にしてしっかりと自分の糧にしていかないと何にもならないのだなと改めて感じました。
    患者さんとの出会いも大切にして、日々の臨床に立ちたいと思います。そのなかで、きちんとした理学療法を展開することができ、患者さんにとって、自分との出会いがより良いものとなるよう研鑽を積んでいきたいと思います。
    またお会いできる日を楽しみにしております!

  • senri より:

    Tsuruさん、こんにちは。
    先週は大変お世話になりました。
    あれから新潟までお帰りにならないといけないのに、とても申し訳なく思っていました。
    睡魔の御誘いはありませんでしたか?
    あのようなひとときを持てたこと、自分自身とても贅沢に思いました。
    山本澄子先生に、そして皆様に心から感謝しています。
    私のPTとしての歴史では確実に足跡を残せなかった時期がありますが、
    それはそれで今を築くための布石だったのかもしれません。
    そのときはまさかこういう生き方をしているとは夢にも思えなかったことです。
    つまり、その頃は潜在的な状況だったのでしょう。
    顕在化するためにはきっかけが必要なのかもしれません。
    それをQ.o.A.A.の皆さんは模索していらっしゃるのでしょうね。
    きっといつか見えてくると思います。

  • asuka より:

    そうですね、もっともっと輪が広がってほしいですね。

    先生を通じての輪ですが、中心が先生ではなく、
    患者様であることを忘れずに広がってほしいと思います。

    今回はそのような輪に理学療法士だけではなく、
    山本澄子先生、パシフィックサプライの方達もいて
    とても充実したセミナーであったと感じました。

  • senri より:

    asukaさん、こんにちは。
    皆さんが素敵だからそのように素敵な出会いになるのだろうと思います。
    皆さんの真摯な生き方に共感する方々も多いと思います。
    もっともっと輪が広がればいいですね。

  • asuka より:

    こんにちは。
    syoutaさん、Q.o.A.A.のセミナーに私までお声をかけて頂いたおかげで、
    参加することができてとても素敵な時間を過ごす事ができました。

    また私にとって初めての福島県でしたが、テレビや新聞などで聞いているよりも、
    その街の人たちは明るく、活気があったように感じました。

    Q.o.A.A.スタッフの皆様も吉尾先生からお聞きしていた以上に
    温かく縁を大切にする人たちでした。
    セミナーもそんなsyoutaさんの人柄が全面に出たものでした。

    それと同様に私たちの治療も周囲からの曖昧な情報を鵜呑みにして実施するのではなく、
    多側面から根拠に基づいて実施していくことが重要と改めて感じました。

    百聞は一見にしかず、の素敵な旅になりました。

    吉尾先生を通じてたくさん素敵な出会いを頂いております。
    感謝です。

  • Tsuru より:

    こんにちは。お久しぶりのコメントをさせて頂きました。

    Q.o.A.A.のTsuruです。

    今回の講習会はナイトセミナーにしか参加できませんでしたがとても有意義な時間を過ごせました。

    2年前ですが、講習会後の懇親会が終わりホテルへの送迎中に車内で今回の企画のお話をしていたのを今でも覚えています。
    その時はすごいことだなぁと思っていましたが、実際に実現し改めてSpecialだなと感じました。先生方にはとても感謝しております。

    今回のテーマは「潜在的能力を顕在化するには」でした。正直なところまだまだ潜在能力というものがどんなものなのか、どうやったら顕在化させられるのかということの答えは出ていません。
    潜在的能力を顕在化できるというテーマは今後も考えていきたいです。研究会の仲間、周りの仲間や先輩方、出会った方々と潜在能力を引出合える関係が築けたら素晴らしいです。

    また、先生方のお話を聞き、自分自身もなぜ今ここに立っている(理学療法士として仕事をしている)のかということを改めて考えさせて頂きました。
    まだまだ自分自身の歴史は浅いですが、年を重ね、振り返った時に何をやってたんだろうなと思うようなものにはならないよう精進していきたいと思います。

    また先生にも会えることを楽しみにしております。
    今後とも宜しくお願い致します。

  • senri より:

    aisakuさん、お久しぶりです。
    私たちの名称には素晴らしい文字が使われていますね。
    法則性を見出すことはとても大切なことで、ちょっとその気になって探求すれば見出せることがたくさんあると思います。経験則の積み重ねではなくて探求の積み重ねです。
    気がついたら変わることへの勇気を持たないといけません。
    期待してますよ。

  • aisaku より:

    お久しぶりです。
    とはいえども、あまり久しぶりではない気もします(笑)

    私たちの後ろを振り返ったときには、きちんとした理論がない日々を積み重ねていた時代もあったと思います。しかし、今からでも新しく積み上げていくことで、次のステップにつながるのかもしれません。過去は変えられないから、未来を変えていきたいですよね。
    そんな気持ちで日々を積み重ねていこうと感じました。理学療法士の「理」とは、仏教では道理という意味合いがあります。また、中国の哲学では事物の法則性を表すそうです。
    私たちの道は見えていると思うので、その道の真ん中を進めるように精進していきます。

  • senri より:

    syoutaさん、こんにちは。
    先週は大変お世話になりました。もう1週間も過ぎてしまいましたね。
    もちろん私たちは自分自身の自己実現のために毎日を生きているわけですが、
    その対象に常に患者さんたちがいらっしゃいます。
    だから私たちは何かを求めて努力できます。
    syoutaさんはそれに気付かせてくれます。
    前を向いて歩み続ける勇気を持つことができます。
    これからもよろしくお願いいたします。

  • syouta より:

    こんばんわ。
    Q.o.A.A.のsyoutaで~す。

    3日間本当にありがとうございました。
    というか今回の講習会は2年越しですよね。
    先生のご指導の賜物で今回のような素敵なプレゼントを頂けました。

    今回のテーマは『歩行のとらえ方』でしたが,『潜在的能力を顕在化するには』が本質的なテーマでした。
    まさに総監督:吉尾雅春先生の采配のもと私の潜在的な能力を引き出して頂きました。
    また,山本澄子先生からもその研究や取り組みを通じ対象となる方に対しどのように貢献していくべきなのかという精神を学ぶことが出来ました。

    はじめての取り組みばかりで至らない所ばかりでしたが…そんなことは全く気にならない程の内容だったと思います。

    また,本当に多くの素晴らしい出会いがありました。
    吉尾先生を通じてお知り合いになったasukaさんやパシフィックサプライの方々,参加して下さった方皆様から力を頂きました。

    先生が仰る通り『禁断のりんご』=素晴らしい世界が待っている可能性が大であります。
    今後も個人的にも,良き仲間達とも果実の味を楽しめれば最高です。

    お忙しい中,本当に長い期間-福島の為,当研究会の為…感謝の気持ちで一杯です。

    今後も先生ともご一緒にその味を食べ比べて参りたいと存じます。

    季節の変わり目に入って参りましたがお身体にはご自愛頂き,また福島お迎え出来ますことを楽しみにしております。

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