記録的
2013年3月18日、千里のさくら通りの一番木が今年も一番乗りです。2週間ほど早いように思います。関西での生活は全て合わせると四半世紀ほどになりますが、ここまで早い開花は記憶にありません。
この写真は3月22日のものですが、開花直後に寒さが戻って、この日でも他の桜の木はほとんど蕾のままでした。今日26日現在でも、まだ開花していない木をちらほら見かけます。これで少しは平年並みに近づいてきました。
22日に写真に収めてから東京に向かいますと、そこは早満開で、ニュースでは記録的には2番目の早さだったとか。
記録的と言えば札幌の雪も記録的でした。平年の3倍近い積雪です。自宅の庭に積み込んだ雪は今でもまだ私の身長よりも高いくらいで、この時期としては私の記憶にない記録です。庭の福寿草も開花の時期を迷っているようです。
札幌市の今シーズンの除雪費はなんと212億円。人口が約190万人ですから、一人当たり10000円強になります。これも記録的な予算です。
3月25日は姉の法事で北海道に戻っていたのですが、大阪に向かう26日は朝からJR北海道が架線故障のために全面ストップで、大変な移動になりました。この電車に乗れば余裕で間に合うという電車に乗るつもりで駅に着いたのですが。全面ストップしているにもかかわらず駅の券売機は普通に営業し、どこかに全面ストップしているという大きな看板を出しているわけでもなく、しばしば断わりの放送を流すこともなく・・・。このような対応も民間会社では言うなれば記録的な失態かもしれません。
札幌から大阪千里までの移動費も新記録になりました。大阪での約束の時間に間に合うためにタクシーで新千歳空港まで移動、PeachからANAに変更、神戸から千里までの移動費を合わせて合計約67,000円。元々の予定では約10000円の行程でした。この差額の出費も経済的な社会貢献と考えれば気持ちは楽になります。が、しかし、怒りが、いやいや、やはり社会貢献ということにしておきましょう。
人間の行うことは当たり前のことが当たり前のように展開していくことは難しいことも多いようですが、さて、この一番木の桜、毎年毎年、この枝だけが一足先に咲くのです。一番枝なのです。この一番枝は私が観察している限り、一番を守り続けています。今年のように開花が記録的に早い年でもです。この記録を守り続けるこの枝に、それが何故にできるのか、問いかけてみたいものです。私もそのような人間でありたい。
コメント (4)
Keiさん、こんにちは。
世界で一番とはまたプレッシャーですね。
すごいエールをいただき、ありがとうございます。
Keiさんに恥じないように、しっかり努力していきたいと思います。
これからもよろしくお願いいたします。
Keiさんもいろんなことにチャレンジして、より大きく羽ばたいてください。
吉尾先生こんにちわ。
私の世界で一番尊敬する理学療法士は、吉尾先生です。
これからもどんどん勉強会に参加させていただいて、色んなことを吸収し、チャレンジしていきたいと思います。
aisakuさん、こんばんは。
私の一方的な都合で「お久しぶり」です。
不思議ですね、自然の営みは。
今夜は新人たちのCase presentationがありました。
その内容は思った以上に良好で、スタッフたちとのやり取りも積極的で、この1年間の成長を感じました。
もちろん課題も山積はしていますが、そのような中で見せてくれた彼達の踏ん張りを評価したいと思います。
素晴らしい花を咲かせるために、さらに頑張れ、若者たち。
先生、お久しぶりです。今年の先生のご多忙さも記録的なのでは?と思ってしましました。一番枝の桜はどのように一番を守り続けているのでしょう?もしかしたら、桜の中でテレパシーがあるのでしょうか?もしくは、人間が感じることができない波動でもあるのでしょうか?そういえば、昔ラジオで、「桜は1月からの日中の最高気温を足していって、400度(確かですが・・)を超えると開花する」と聞いたことがあります。この一番枝の桜は、400が350とかなのかもしれませんね。これも、桜の中での経験でアップデートされて進化したのかもしれませんね。もしくは、私みたいに少しおっちょこちょいなのかもしれませんね。
もうすぐ、当院でも新人療法士がたくさん入社してきます。当院の多くの桜も蕾ままです。新人の入社でたくさんの桜が一番枝の桜みたいに我先にと咲き誇ってくれるといいなと思いました。
私も、負けじと一番枝を譲らないように歩んでいこうと思います。