宇佐
8月頭に、大分県の宇佐に行ってきました。
麦焼酎で有名な地域で、代表的な商品名は言わなくてもわかりますよね。この季節は稲作ですが、裏作に麦を作る農家も多いそうです。
1500年ほどの歴史をもつ宇佐八幡宮にお参りしてきました。正式には八幡総本宮宇佐神社と呼ぶそうで、全国44000の八幡宮の総本社です。りっぱな神宮で、本殿は国宝です。400余年前、安土桃山時代に建立されたこの西大門、前を歩くお二人の歩行もピタリと揃い、光と影の演出もあって、バランスの良い写真になりました。門をくぐると、本殿の前にパワースポットとして脚光を浴びている御神木もありました。とても不思議ですが、どこかに力をいただいたような気分になって八幡宮に礼拝したのでした。
この地方こだわりの鶏の唐揚げをいただきました。そもそも、今回、宇佐に伺うことになったのも、唐揚げをいただくことが主目的だったのです。そのついでに何かを語って帰るように、という経緯があり、私は唐揚げで釣られた人間でした。まじ、最高に美味しかったです。
ところで、麦は裏作? 米と麦、どちらが表で、どちらが裏でしょう? 主食である米を作る暖かい季節の農作が表、寒い季節が裏でしょうか。全国的に有名なものが表だと考えると、宇佐では麦が表? まあ、いずれにしても、裏には失礼な話ではあります。
概して太平洋側を表日本、日本海側を裏日本と表現したりしますが、なんとなくなあ、と思ってしまいます。中国地方で山陽・山陰と呼ぶのも私は少し躊躇します。強者と弱者をイメージしたことばに聞こえるからです。このイメージは人間に対しても同じように存在します。社会的弱者と言われることもそうです。
一個の人間として、特有の文化を持ったひとつの地方として、人間に幸せをもたらす作物のひとつとして、誇りをもって存在して欲しいものであります。光も影があるから際立つのであり、影も光があるからこそ面白い景色になって私たちに感動を与えるのです。
それぞれが主体として影響し合う大切な存在なのです。
コメント (4)
中井さん、おはようございます。
それ、言いますか・・・。
唐揚げ食って憂さ晴らしですか?いいですね。
aisakuさん、おはようございます。真夜中のコメント、ありがとうございます。
aisakuさんはいつも前向きで、正に太陽のようですね。
スタッフの方々と織りなすその様は芸術のようでもあります。
限りない可能性は豊後水道から大阪湾へ、そして太平洋の海原へ漕ぎだしていきたいですね。
自律したプロフェッションとして、それぞれが主体的に演じることができるようになりたいと思います。
宇佐への旅は本当にお疲れさまでした。からあげツアーが終了し、早1週間が過ぎました。少しずつ前を向いて、歩きだしている印象を得ています。
裏作にしても表作にしても、人間にとって大事な食料を収穫するために必要な農業なわけですから、言葉の表現上だけは2期作というほうがしっくりきますね!
光と影のお話ですが、光が高くなればなるほど、影もどんどん長くなっていきます。私もどんどん伸びて他のスタッフを照らし、ぐんぐんスタッフも伸びていけるよう頑張っていこうと思っています。
合い言葉は、「豊後水道から大阪湾へ」ですよね♪