蓮
2013年8月23日、千歳の姉のために作った池で蓮の花が初めて咲きました。
義兄が早朝に咲いた花を撮影して届けてくれました。闘病生活中の姉が大好きだった蓮を家族で池を作って植えたのです。今年はまだ早いかな、と思っていましたが、お盆に帰ると蕾が1つ、泥水の中から見事に立ちあがっていたのです。
奇しくも8月23日は末息子の誕生日でもあります。果たして偶然なのだろうか、とどこかに働く力を感じてしまいます。
蓮は仏教とともに日本に伝来したものです。泥水の中の蓮根から真っ直ぐ上に伸びて大きく広がった葉は水を弾き、気高く凛とした花の姿は私たちの心を打つものがあります。
雄弁、清らか、聖性などの花言葉を持ち、悟りや心の迷いが解けて真理を会得することを現わします。
泥水が汚いほど大きくきれいな花を咲かせると言われています。澄み切った水ではきれいな花を咲かせないのです。
いろいろな苦しみ、辛さ、悲しみは正に泥水であり、大変な苦を経験しない限り、悟ることはできない、という仏教の教えと重なることから、その象徴の一つとして、仏教では蓮の華が用いられています。
人生の中で美しい心を咲かせるためには汚い泥は必要だということです。
たった一輪の花ですが、それを悟った時、人間は変わることができるのでしょう。
コメント (10)
おひでさん、おはようございます。
おひでさんには4日間もお世話になりました。ありがとうございました。
私もたくさんのことをお伝えしながら、逆に多くのことを感じ、学ばせていただきました。
この三重の講習会は素晴らしいと、自分でも思います。
皆様のおかげです。
プレゼンテーションで紹介いただいた方はまだチャンスはあると思います。
おひでさんが閃かれた「それ」です。
期待しています。
aisakuさん、おはようございます。
私たちのエネルギーを次へつなげるものならばそうしたいと思っています。
つながっている以上、次の世代から私にも伝わってくるのです。
それが「蓮々」ですね。
吉尾先生、おはようございます。
3日間の講習会、ありがとうございました。
朝から夕方まで話し続けられて、夜の食事会でも
受講者の方々、スタッフにも、笑顔で明るく接していただいていて
いつも元気な姿をみせていただきましたが、
帰りの車の中で、さすがに疲れた様子を見て、
全身全霊で、自分たちに向き合ってくれた先生の姿を
あらてめて学ばせていただきました。
今朝、寝起きに、発表させていただいた方のことを考えていたら、
いつも下向きで暗い表情をされているのを思い出しました。
そういえば、この方の笑顔を見たことがないなぁと。
前頭前野の問題で、その気にさせるための課題を、、、
と考えていましたが、まず笑わせてみたいと思います。
ふっと心が動けば、きっかけになるかも。
ミラーニューロンも活用しなきゃですね。
今年もたくさん学習させていただいて、ありがとうございます。
今日から”ミラーニューロン”を意識して、取り組んでいこうと思います。
今日は4時起きの早起き日曜日でした。
その後、7時過ぎにまた寝たのは言うまでもありませんが…
蓮をちょっと調べてみると、仏教の中では「法蓮華経」という中に使用されています。また、地下茎はレンコン、種は月餅や汁粉、花はお茶と名前から根っこまでいろんなところに使用されているようです。
私たちのリハビリテーションもすべてが蓮のようにうまく活用されていけるといいなって思いました。
まだまだ、いろんなアイデアが出てくことでしょうね。そのアイデアが蓮々(連々)と積み重なり、「偶然から必然」へとなることでしょう。これからの未来が楽しみです。
aisakuさん、おはようございます。
早起きの日曜日ですね。
蓮は「草冠」に「連」と書きますから、正につながりをイメージできます。
根がつながっているだけではなく、花もつながりを見せるとは驚きでした。
偶然ではなく必然であるとすれば、日々の私たちは常に問い続けながら
事に当たらなければいけまえんね。
asukaさん、おはようございます。
患者さんのとびっきりの笑顔。
人生の中で1、2を争う厳しく辛い経験ですから、なかなか笑顔を作れるものではないでしょうけど、
私たちのあり方でその成果は随分違うと思います。
真摯に、確かな取り組みを心がけなければいけませんね。
maimaiさん、おはようございます。
いろんな経験は良くも悪くも将来の自身に還ってくると思います。
その経験を前向きに捉えていけば、きっときれいな一輪の花になるのかもしれませんね。
古の人たちは凄いですね。
おはようございます。
世の中の物事はすべてつながりがあるように感じられます。縁が複雑に絡み合い、私たちは日々過ごしているなっと思います。それが、日頃は意識していないのですが、ふとした時に感慨深くなることがたくさんありました。
私たちが進めていくリハビリテーションもこのようにありたいと思っています。偶然ではなく、必然のリハビリテーション。
そのためには、いろいろ苦労をしたりと泥臭く汗をかかないといけないこともありますが、その苦労があるから患者さまの想いが花を咲かせて、患者さまの充実感や私たちの達成感になるのでしょうね。
もっともっと、私たちがやらないといけないことがありますね。前に前にです。
こんばんは。
蓮の花、奇麗に咲いていますね!
泥水が汚いほど大きくきれいな花を咲かせることは初耳でした。
いろいろな苦しみ、辛さ、悲しみなどは、
「他者を思える穏やかな広い心の人」になるための重要な経験ですね。
患者さんが病気、怪我などにより障害を負うことは泥水であり、
その後に美しい心を咲かせるためには、私たち医療者が良い環境因子でいることが必要だと感じます。
美しい心が泥水に埋もれてしまわないために。。。
悟った時の患者さんの笑顔は格別に輝いています。
そんなとびきりの笑顔をみるためにも頑張らなきゃ(^^)
吉尾先生、こんばんわ。
とても素敵なお話ですね。
とても勇気をいただけます。
いろんな苦を乗り越えて、きっと大きくキレイな花を咲かせて見せます‼
…とまでは、偉そうには申せませんが、いろんな経験や体験、感情を経て、それを栄養にして人は大きくなれるのでしょうね。なんか、そう考えていると、苦しいことや辛いことが、自分にとって不要なものとは思えなくなります。
私は、たくさんの花より、一輪の花の方が好きです。とても映えますから!
先生も、お姉さまを亡くされて、とても辛く悲しい経験をされました。
お姉さまのためにご家族で植えた蓮の花のように、なお大きな花を咲かせるのでしょうね。
…まだまだ大きくなるのですか!すごい(≧▽≦)