山田さん

先日、日帰りで福岡市に行ってきました。
9151645のセミナーでした。この時間の開始であれば前日に現地入りして準備するのですが、私自身に時間的余裕がなく、当日の一番便のANAでの移動になりました。帰りはドームで行われたソフトバンクの試合終了と重なったこともあって渋滞し、1750の便に乗る予定の私はスリル満点の移動でした。でも、こういうときは神様がいて、移動中にANAから10分遅発の1800に変更というメールが届いたのです。間一髪、助かりました。運営スタッフにとっては大変なことでしょうけど、このような旅は心に残りますから、ときにはいいものです。

セミナーでもおもしろい稀有な出来事がありました。私は少しでも参加型のセミナーにしたいと考えていますから、ときどき受講者に質問するようにしています。開始早々、お二人に問いかけました。もちろんお名前は知る由もありませんから、まず「そちらのチェックのシャツを着ていらっしゃる男性の方」という指名をしました。
続いて「では、そちらのヨコシマ(横縞)の、ボーダーシャツを着ていらっしゃる女性の方」と言った後、「ヨコシマ(邪)だなんて、失礼ですね。本当は山田さんというお名前かもしれないのに」と付け加えました。すると、周辺でちょっとしたどよめきが起こったのです。なんとなんと、その方はSTの「山田さん」だったのです。このようなこともあるんですね。びっくり、驚き、神がかり的です。一瞬、私の臨床的感性か、などと驕った思いが過ぎりましたが、それはあり得ません。おかげさまで、その日の主役は山田さんということに。私自身、一日を楽しく過ごさせていただき、生涯、忘れることのないセミナーになりました。

このところの主役は御衣黄です。昨日早朝、木全体としてはまだ黄緑でしたが、近くに寄って花を覗いてみると、少しずつ赤い色が見えてきました。この色の変化には科学的意味づけがあるのでしょうけど、私には神秘的です。

歩行練習のために患者さんを病院前の坂道にお連れした時にこの写真をお見せしたら、「わー、キレイ!」と感動してくださいました。ちょうどそこにも桜の木があり、花びらの吹きだまりがありました。感動していただいたお礼に、両手いっぱいに桜の花びらを持って、患者さんに向かって吹く風にのせて桜吹雪のプレゼントをしちゃいました。このときの最高の笑顔は人間そのものでしたよ。

コメント (21)

  • senri より:

    ptsさん、気合だ!ナカタニ!さん、箕面のNさん、asukaさん、aisakuさん、maimaiさん、おはようございます。
    とても積極的な意見交換の場にしていただき、ありがとうございます。
    しばらくそっと拝見しながら楽しませていただきました。とても素晴らしい仲間たちだと思いました。
    皆様が心からPTになってよかったと思っていらっしゃることに、改めて喜びを感じます。
    もちろん課題山積の世界ですが、それを他人任せにするのではなく、positiveな気持ちを持って、自らの努力で道を拓いていこうとする方々だと思います。折角、人間が好きでこの世界に足を踏み入れたわけですから、臨床をもっともっと楽しまなければもったいないですよね。
    PTになってよかったと思える最高の瞬間はあの患者さんたちの嬉しそうなお顔を拝見したときでしょう。もちろんその逆を体験することもありますから努力を惜しまないようにしないといけないと思います。
    ptsさんがお会いになった先輩諸氏皆さんが仰るような方々だったとは思えませんが、もし、そうお感じになったのでしたら、反面教師にすればよいではないですか。自らがそれを打破していくことです。やるのは他人ではありませんよ。自分自身なのです。

  • aisaku より:

    ptsさん>PTはただやる気にさせる環境があって会話が上手いだけであって、回復は患者さんの自然治癒力が大きいと思います。
    とありますが、自然回復でよくなるのと、戦略的に関わりあいを持ち支援していくのでは、大きな差になります。脳損傷の患者さまには脳の神経の回復に沿った関わりをしていかないと、不要な活動を要求するようになり、脳機能の回復は非効率になってしまいます。
    やる気にさせる環境を作ってあげるための想像力、患者さまのやる気を奮い立出せるタイミングで声をかける観察力、脳機能を理解したうえでの戦略的な運動プログラムの設定などがあって、患者さまの回復は進んでいきます。
    脳の機能は患者さまの努力で進みますので、そのような意味では自然治癒力というのかもしれませんが、ただ自然に回復しているだけでもありません。
    まだまだ、不確定な要素も多いので、そこは多角的な研究を行い、偶然なのか必然なのかを明らかにしていかないといけないと感じています。
    1つ気になったのですが、「では、PTになって何でよかったか教えてください。」とか「どちらを使うかはあなた次第ですね。」などの言葉の言い回しが、相手にとって不快な表現にとられることがありますよ、
    自分が聞きたいのであれば、「教えてください」ではなく、「おうがかいしてよいですか?」などの表現のほうがよいかと思います。
    せっかくの縁でいろいろな人たちと意見交換できる機会を得ているでしょうから、お互いに心地よい表現を使い建設的な意見交換をしませんか?

  • maimai より:

    気合だ!ナカタニ!さん。
    ありがとうございます。つい、吉尾先生に対抗して載せてしまいました。

    私は他の仕事をしたことはありませんから、比較はできませんが、PTのお仕事って、そもそもは患者様のためにあるべき職業ですが、逆にさまざまなものを学ばせてくれたり、喜ばせてくれたり、自分の居場所を与えてくださったり、とてもいい職業だと思っています。それが故、今の知識のなさを情けなくなるこの頃ですが…
    私もPTを選択したきっかけは他の職業に就くための資格欲しさの手段でした。でも、実習中、はまってしまいました、この職業に…今では天職とも思っています。いや思いたいだけかも。でも、仕事が楽しいって幸せですよね。楽しんでるのにお給料がいただけるのですから。
    セラピストも患者様も、誰かの助けやかかわりがあって、成長するものだと思います。でも、結局最後に決断するのは自分、治癒するのも自分、そのきっかけを誰かからもらうだけだと思います。患者様なら医師・看護・介護・セラピスト・一番はご家族から力を発揮するきっかけをもらって自身で治癒していくんです、きっと。ベテランのセラピストの力だとは思いません。ただ、きっかけを作るのが上手なのは確かです。知識や経験も十分大事です。回復させたのではなくて、引き出すのがうまかっただけです。要は、引き出し方の術を知っているのです。
    私もそんなたくさんの引き出しを用意できるといいなー。
    引き出しは、カラフルな色を準備しておくことにしましょ。

  • 箕面のN より:

    追伸、患者さんに自然治癒力がなければどんなうまい外科手術をしても同じことです。そういう意味ではPTを含め。医療全般がそうですよ。ただし、間違った治療を施したりするとかえって悪くしてしまいます。最近、そういう症例をなぜか多くみます。なぜでしょうかねえ。患者をちゃんと見ていないPTが増えているのではないかと思います。近い将来、社会問題に発展しなければと思っています。そうならないようPT協会には頑張ってもらわなければ高い会費払ってんだから。学校関係者も同様です。僕は自分の職場の新人にはきっちりやるつもりです。

  • 箕面のN より:

    患者さんをやる気にさせるのはただ口がうまいだけでできるのなら、落語家や漫才師の方が治せるてことになりますよね。失語のある方、日本語のわからない外国人の方、乳幼児等あなたの言ううまい会話が通用しますか?今わかっている知識と技術があって患者さんにあたれるわけでその中で解釈できないことを日々研鑽していくことだと思います。CTやMRIも万能じゃありません。解釈のできない患者さんも多くそのための毎日の臨床が大事になるわけです。そういう小さな発見だけでもPTになってよかったと思っています。また、特に若かった時は、患者さんに教えていただくことの方が多く貴重な体験ができました。自分より人生経験を積んだ患者さんから学べるいい仕事と思いませんか?僕はPTが本当に好きですよ。

  • asuka より:

    こんにちは。
    ptsさんのコメントを拝見していて、自分の学生の時の事を思い出していました。
    私も人の役に立ちたくてPTを目指しました。
    でも、学校の授業では曖昧なこと、理不尽なことが多く、別の道を考えるようになりました。
    そんな気持ちの中で臨床実習となりました。
    臨床場面で患者さんと接していると、リハビリテーションに対する期待の大きさ、
    感動体験などが「このままではいけない」と、私を再びこの世界に引き戻してくれました。

    だから今は納得いかないことがあっても、
    不満を言うのではなく、自分の行動、言動で変えて行く事の方が重要だと感じています。

    機能を客観的に定量的に評価できるようにするのは重要だと思いますが、
    社会参加などその人の生活を考えた場合は限られた評価法では足りないです。
    曖昧にはなりますが、個別性を無くすことはできないと考えています。

    人の役に立つというのは、決められたことを決められた分だけ行うことに限らず、
    道を切り開いていく勇気を持つ事でもあると感じます。

    こうやって様々な方と意見交換できるのも吉尾先生のおかげですね。感謝です。

  • pts より:

    では、PTになって何でよかったか教えてください。
    ベテランになると、あたかも自分が施した治療で回復したと勘違いする人が多いと思います。
    PTはただやる気にさせる環境があって会話が上手いだけであって、回復は患者さんの自然治癒力が大きいと思います。

  • aisaku より:

    追伸です。うちのSTにも山田君がいます。奇遇なものですね☆

  • aisaku より:

    すこしお休みしている間に、また新しい輪が広がっていますね。
    ちょっとした景色が入院すると非日常になり、それを日常に戻してあげることもセラピストのセンスかもしれませんね。
    先生のエピソードで、患者さんも扁桃体が活性化して、屋外歩行の練習効率もぐっと高まったでしょうね。
    日常と病院の環境との橋渡しをしていかなければと改めて気持ちを高めさせてもらいました。
    ありがとうございました。

  • 箕面のN より:

    ptsさん、MMTとブルンストロームを同じに扱ってはいけませんよ。MMTはごく臨床的にそれこそ医師も使用している評価法です。研究の分野などではサイベックスやCTを使用していますが、トレーニングすれば、臨床的には意味のあるものになります。健常な方、高齢の方、障害のある方どんどん体験してみてください。ブルンストロームについては実は諸外国ではあまり使われていません。日本の病院の中でもSIASに変えているところもあります。ただ日本のPTの中では主流派であることは間違いないの理解してから批判してください。疑問を持つのは科学の発展につながるのでいいことですからその姿勢は持ち続けてください。ちなみに僕が医療の現場に入ったのは子供の時体が弱く毎日お医者さんの世話になっており、大きくなったら、虫が大好きな子供だったので生物学者か医師になろうと思っていました。PTになってよかったと僕は思っていますよ。僕なんかは学生の頃ちょっと生意気な所があり、バイザーとやりあったこともありましたよ。めげずに実習頑張ってください。教官に相談するのも一つですが・・・

  • senri より:

    ptsさん、メッセージありがとうございます。
    お互いがお布団から起き出したら、お日様が出ていようが真っ暗であろうが、おはようございます、と私は思っています。真夜中の3時頃、Aさんは今まで活動していてこれから寝ようとする。Bさんは10分ほど前に起きて、これから仕事に入る。このときはこんばんは?
    こんなこと考えるよりも、どのように評価するか、真剣に考えないといけませんね。
    いろんな検査法で世界に発信している日本発のものはあまりありません。曖昧でも、外国はあるだけましなのかもしれませんよ。
    人を評価をすることが許される職種というのは限られています。それなりの基準や尺度があるから評価できるのです。理学療法の世界に確たる基準があるとは思いません。もっと端的に言いますと、基礎がないから基準を作ることができないのです。脳卒中の世界はその典型です。
    何もかも考えようとしても、よく分らないわけですから、その中の一つだけでも分かるように努力していく必要があります。
    実は基準に最も近い立場にいるのが学生さんです。事実かどうかは別としても、やはりpureですから。物事を経験則で考え出すと、自分自身が基準になりますから、とんでもない世界に入ります。言うなれば、法律のない世界で人を裁くようなものです。恐ろしいことです。
    一つずつ、その基準作りをしなければなりません。Brunnstromが唱えた事象を別の角度から見れば、彼女が説明したものとは違ったものが見えます。すると開けてくるものがあります。その意味づけをしていく中で、基準も見えてくるのかもしれません。「考える」ことをしなければ発展はありません。考えるときは学生もSVも同じ土俵の上で同じ立場にいるのです。考えることに上も下もないのです。

  • pts より:

    p.s.
    理学療法の評価の基準は、MMTにしろBrunnstromにしろ曖昧なものが多いと思います。
    外国人が作成したものだからですかね?
    きっちり好きな日本人なら納得いかないですよね普通。
    だから学生は苦しむんです。評価しろと言われても、すべてが曖昧だから。
    病気も個人差があるからすべてがきっちり当てはまるわけはないですけど、もっと日本人にあった評価法の検討もするべきだと思います。
    マニュアルを作るべきまでとは言いませんが。

  • pts より:

    おはよう=日の出から太陽が南中する直前まで
    こんばんは=日の入りから日の出直前まで
    らしいです。by Yahoo知恵袋
    どちらを使うかはあなた次第ですね。

    私は小さい頃から、人間に生まれたからには何か人間の役に立つことがしたいとずっと思っていました。
    先生と同じく身内に医療従事者がいた影響もあり、医療に携わりたいと思っていたのだと思いますが。
    PTを知ったきっかけは自分が怪我をしてリハビリを受けたからというありきたりなものです。
    しかし、本当にこの道を選んでよかったのかはまだわかりません。
    実習に行けば理不尽なことばかりですし、本当に自分がやりたいことなのかわからなくなります。
    人の役に立ちたいと思う一方、人の迷惑になっていると思うことも多いです。
    学生は辛い立場ですね。
    ある実習先でバイザーに対して同じ質問をしたことがあります。
    「先生はなぜPTになりたいと思ったのですか?」
    答えは、「なんとなく」でした。
    いい加減な理由でも誰でもなることができる職業なんですね。
    もっといい指導者に出逢いたいものです、先生のような。

    研究に関しては、直接メールできたら嬉しいです

  • senri より:

    箕面のNさん、こんにちは。いつもありがとうございます。
    いいお話ですね。私たちの業界では確たる評価、予後予測などにつながる資料は存在していないに等しいですし、なによりもその問題についてどう対処するのか、道筋はありませんよね。
    私たちは謙虚になってそれらの課題に取り組まなければなりません。
    そのお二人のように可能性をしっかり引き出していけるよう、私も精進してまいりたいと思います。
    御衣黄、きれいですね。木全体もピンク色が濃くなってきました。

  • senri より:

    気合だ!ナカタニ!さん、maimaiさんへのメッセージ、ありがとうございます。
    ここでは仲間たちがこのように意見交換することがよくあります。
    これからもご遠慮なくメッセージをお寄せください。
    貴方のように熱い方、大歓迎です。前向きに、positiveに、でしょう?

  • 箕面のN より:

    おはようございます。ブログ見るのが習慣になってきました。吉尾さんのだけでなく他の方のやり取り興味深く見ています。僕からも一つ回復期から帰ってきた患者さんですが8カ月になるのですが上肢がⅡ⇒Ⅲ、手指がⅢ⇒Ⅳになり低レベルではありますが補助的に手が使えるようになってきました。介護保険の方ですがコメントをつけ週5日20分の理学療法をしています。あきらめちゃいけないですねえ。介護なので13単位制にするか迷いましたが、直感的によくなると思ったのがよかったわけです。今一人96歳になる方ですが丸2ヶ月寝たきりの廃用症候群、傾眠状態で座位保持も全くできない状態でしたが簡単なコミュニケーションが取れるようになり介助立位もできるようになってきました。ゴールが立てれない嬉しい悲鳴です。立てるのと立てないのではADLの広がりがずいぶん違いますので何とか平行棒内立位の自立を目指したいと考えています。話は飛びますが親水公園の御衣黄も黄緑色からピンクがかってきました。毎日見るのが最近の楽しみです。ありがとうございます吉尾さん。

  • senri より:

    ptsさん、こんばんは。でいいのでしょうか?夜中の3:25くらいですが、この時間はおはようございます、ですか?
    私は極々普通の頭ですよ。頭がよい、と思ったことはありません。
    ただ、いろんなことに興味はありますし、これは、と思ったことはできるだけ行動に移すようにしているのです。やってみなければわかりませんから。
    やってみるためには具体的な何かががイメージできていないといけませんね。
    たとえば歩行のことに興味がおありのようですが、脳卒中の患者さんはどうして内反尖足になるのだろう、なるのは必然なのだろうか、防ぐことはできないのだろうか、など具体的な疑問が湧けばそれを知るために何をすべきか見えてきませんか?
    具体的に考えることができるようにするためには、ご自身の目でしっかりとその事象を観察することです。他者の目ではなく、ご自身の目で、です。ptsさんに見える何かがあるかもしれませんよ。
    ところで、ptsさんはなぜPTになろうと思ったのですか? 逆に質問されちゃいましたね。

  • pts より:

    12月10日の日記にコメントした者です。
    見ず知らずの者にも関わらず、丁寧な返信ありがとうございました。
    先生は、もともと頭の良い方なのですね。

    歩行に関する研究をしたいのですが、何か良いアドバイスがありましたら、お願いします。

  • 気合だ!ナカタニ! より:

    maimaiさん、とっても素敵なお話ですね。
    自分の仕事を通して、目の前の人を笑わせたり、あるいは感動して泣かせたり、本当にいろんなものを患者さんから、ひいては社会から託されている仕事だと感じました。
    いつもは読んでいるだけの私ですが、思わずコメントしてしましました。

  • senri より:

    maimaiさん、こんばんは。
    そうそう、その方が患者さんが主役になっていい笑顔を出せますよね。
    患者さんたちの脳がその気になってくれることが何よりも大切なことなのだと思います。
    何かつっかえ棒が外れたような感じで声が出て来る。
    とても素敵なお話をありがとうございます。楽しそうだなあ。

  • maimai より:

    吉尾先生、こんばんわ
    先生のおちゃめな行動も、患者様には素敵なプレゼントだったのでしょうね
    この桜も、可愛らしい!お皿のお水にお花だけ浮かべるのもかわいいでしょうね
    また、ピンクになったお写真も掲載してくださいね
    楽しみにしています

    先生のおちゃめに負けじと・・・
    努力性でないと発声ができなかった患者様、LLBにて介助歩行で筋トレさせていただいているのですが、身長差があるため、前方が見えませんので、セラピストともう一人つけて、直線を往復交代で介助しています。私以外はセラピストはその時空いている人なので、変わりますが、4年目のセラピストと組んで歩きましたら、指さしで「君と君は(介助が)うまい」とほめていただきました。
    逆なのですが、「イエーイ」といいながら患者様とハイタッチ、もう一人のセラピストとはジャンピングハイタッチ!患者様も唾を噴きながら大笑い。それを見た向こうにいた他のセラピストや患者様たちも、「なんだ、あっちは楽しそうだな、負けてらんないな」とみんなで大笑い。楽しいひと時でした。・・・私が?ですが。
    そして、なんと患者様、努力せずとも発声ができていました。発症から3.5ヶ月後の出来事です。声は出ませんが、感極まっていらっしゃいました。
    私も昨日は、最高の笑顔を拝見させていただきました。

    そんな体験してしまうと、このお仕事はやめられませんね。
    もっとたくさんの笑顔を拝見したいし、よくなっていただきたいし、もっともっと知識を深めて皆さんの笑顔を引き出していけたらいいなと思う今日この頃です!

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