数量限定

最近、Starbucks Coffee JapanFresh Banana & Chocolate Frappuccino Fresh Banana & Caramel Frappuccinoを発売しています。バナナ1本を丸ごと使ったフラペチーノです。1日数量限定で、いずれもtall size610円です。
果物好きで、新しい物好きな私ですから、すぐに飛びついたわけですが、夜にお店に行ってもありませんでした。それでは、とお昼12時ちょっと過ぎに東京のとあるスタバに行っても既に売り切れで、ご覧のバナナを飾ってあるだけでした。10時くらいには売り切れてしまうそうです。
「そんなばなな!?」
お店のスタッフのお話では、朝食代わりに求めていかれる方も多いとか。
先日、やっと現物にありつけました。チョコレートフラペチーノにしてみたのですが、確かに美味しかったです。ハマるか?と問われると、うーむ、でしょうか。もう少しバナナの味わいがあるとよいと思いました。次はキャラメルフラペチーノに挑戦です。
朝食代わりに、というのも面白い発想ですが、いろいろな野菜などを含めてもう少しリッチにいきたい気もします。と偉そうに言ったものの、私の日頃の朝食はというと・・・。毎日、このフラペチーノをいただいた方がはるかに健康的であることは間違いありません。毎朝、スタバ通いした方がよいでしょうか?
それにしても季節商品を売り出す勢いは凄いですね。見事に流行りもの、人気商品になります。嗜好品は顧客の心をつかみさえすれば売れ行きは良好になります。広告も心をつかむようなイメージで押し出してきます。

リハビリテーション医療で提供するものは嗜好品ではありませんから、そのイメージを売り出すことが重要ではなく、根拠をいかに求め、示していくかが問われます。問われるはずですが、でも根拠はまだまだ不十分な世界というのが現状でもあります。そこで経験則で行おうとしても、1日に数人の患者さんの担当ではその経験が豊富になるには相当の年月が必要です。Fresh Banana & Chocolate Frappuccino1日数量限定で売り出されるのと、セラピストの1日の担当患者数限定とでは、同じ数量限定でも意味が違います。
やはり、貪欲にしっかりと学ぶ姿勢を常に持ちながら、担当を限られた一人一人の患者さんに真摯に向き合っていくことが大切なのだと思います。

コメント (15)

  • senri より:

    ptsさん、おはようございます。
    ptsさんもPTを目指す一人の人間ですよね。
    「なんで根拠がないといけないのでしょう」ですか?
    愚問です。
    他人に問いかける前に、自身でよくお考えください。

  • pts より:

    なんで根拠がないといけないのでしょう

  • senri より:

    箕面のNさん、こんにちは。お久しぶりです。
    現在の厚労省のシステムはデンマークのコペンハーゲン ストロークスタディなどが背景にありますから、それなりにしっかりした根拠があります。要は行っている内容の違いかもしれませんね。
    デンマークでは冷凍マグロの解凍作業は行っていません。まず、見かけることはありません。
    実生活の場に早く誘導し、活動性を上げていく努力を行っています。
    セラピストにもっと哲学が欲しいように思います。自分たちが何のために存在しているのか、箕面のNさんのように、もっと考えながら日々の臨床に向かう必要がありますね。 

  • 箕面のN より:

    確かにリハビリテーション医療は他の医療に比べ根拠の少ないものを多く見受けますが、逆に言えばやるべきことがまだあると考えればいいのでは。要は考え方の問題で。ただ相手が人間ですから実験的なものができないので臨床の積み重ねで時間はかかるのは仕方ないですね。たとえば本当に毎日の回復期のリハが本当に有効なのか協会自体で取り組んでもらいたいですね。回復期の適応を考えるためにも必要なのではないでしょうか?何でもかんでも回復期に入れてかえって医療費の無駄使いにならないよう。維持期のリハについても厚労省の言いなりに介護保険での方向で本当にいいのかももっと検証してもらいたいですね。最近、整骨院に片麻痺の患者が増えてきています。先が思いやられます。

  • senri より:

    aisakuさん、こんばんは。
    aisakuさんのメッセージからは自問自答なさっているその重さがひしひしと伝わってきます。
    私は考え抜くことは得意な方ではありませんが、この仕事をしている以上、大切なことですよね。
    皆さんのコメントを拝見していると、きちんと考え、背筋を伸ばさなければならないと思えてきます。
    スタバの新メニューは次々登場しますから、きりがないかもしれませんが、気になりますね。

  • aisaku より:

    頑張って山を乗り越えても、また新しい景色が見えると、頑張ってしまいます。
    あきらめるのは簡単ですが、自問自答の旅はこの仕事を辞めるまで続くと思っています。
    スタバの新メニューを体験してみたいですね。何せ車で数十分行かないと体験できない土地柄なんで。。。
    今月末に飛行機に乗るので、その際に空港で体験してみます。

  • senri より:

    maimaiさん、こんばんは。
    スタバのカフェモカは私もときどきいただきます。確かに美味しいと思います。
    でも、スタバはどんどん新商品を出してきますから、どうしても楽しみたくなる性分なのです。
    但し、私なりのレギュラー商品もありまして、ホットならばキャラメルマキアートです。
    早朝、新幹線に乗る時はストレートです。
    さてさて、KAFOの患者さんがいい展開になっていらっしゃるようで、私事のように嬉しいです。
    何事もチャレンジですね。
    嬉しいレポート、ありがとうございます。

  • maimai より:

    吉尾先生、こんにちわ。
    またまた可愛らしい先生を教えていただき、先生へのイメージが崩壊しつつあります(笑)
    私も是非、いただいてみたいと思いますが、近くにスタバがございませんので、念願がかなわない可能性がありますが、スタバを見かけたら、是非キャラメルの方でチャレンジしてみます。
    何事もチャレンジ、チャレンジです。
    実は私は、スタバではカフェモカしかいただいたことがありません。
    でも、今回、これを機にチャレンジしてみます!
    連発した「チャレンジ」。先日、無理だろ…と考えていたLLB装着の患者様、外してみました。
    なんと、数日で極軽介助でもちろん杖ですが、歩行可能となっています。びっくりです。
    勝手な経験則から判断した、「この人には無理」が、全く覆されてしまいました。
    知らないなら、チャレンジですね。
    なんだか、Fresh Banana & Caramel Frappuccino、早急に試さなければいけない気がしてまいりました(^^)
    いつもありがとうございます!

  • asuka より:

    こんにちは.
    経験も量より質ですね!

  • senri より:

    asukaさん、こんにちは。
    いろんなことに興味を持ちながら、積極的に行動していくことって、とても大切な姿勢だと思います。
    そのときの態度として大切なことは、できれば摘み食いではなく、きちんといただくことだろうと思います。
    たとえば、お刺身をいただくのに、刺身だからと言って爪楊枝を刺して食べるか、それともお箸を使っていただくかの違いでしょうか。やはり味わいは違うと思うのです。
    いただく機会が同じ回数でも、その積み重ねの違いは大きいでしょうね。

  • asuka より:

    おはようございます.
    先生のおっしゃるように,流行だからというよりも,季節毎に変わる商品に興味があります.
    社会の動向を考慮して出されている商品から人々が何に興味を持っているのか,
    リハビリにも何かヒントになるのではと感じています.
    単純に美味しいものが好きだということもありますが(笑)

    色んな事に興味を持つのは大切ですよね.

    患者さんからの良い評価を頂けると嬉しいものです.
    その彼女も真摯に向き合う姿があったからこその評価ですよね.
    急に多くの経験はできないものですから,
    一つ一つの経験を生かして今後につなげたいと思います.
    焦っても前頭連合野はきちんと働きませんよね?

  • senri より:

    aisakuさん、おはようございます。
    ギャップがあっても、あるべき姿を自ら問いかけることのできる人はまだ救われるのでしょうけどね。
    どうも、問いかけることをあまりしていない人たちも多いような気がします。
    ところで、aisakuさんの自問自答は生涯続きそうですか?

  • senri より:

    asukaさん、おはようございます。
    そうですか。asukaさんも召し上がりましたか。もしかして、流行りもの、お好きですか?
    いやあ、いつものasukaさんのコメントを拝見していますと、流行りものというよりも、今、注目すべきものに対する行動力をお持ちなのだろうということでしょうね。
    昨日、掲示板に患者さんのメッセージがありました。あるPTの評価が書かれていたのですが、当事者のPTがそのメッセージを読んでいました。「よかったね。」と声を掛けると、彼女はとても嬉しそうに「はい、これからもしっかり頑張ります。」と。この積み重ねですね。ときに失敗も専門家を育てますが、努力を褒められると前頭連合野はさらに努力するそうです。
    経験は少なくても、より質の高いものになり、きっと選ばれる存在になっていくのでしょうね。

  • aisaku より:

    「そんなばなな」から最後は素敵なメッセージをありがとうございます。
    現在年報作成に追われていますが、ベンチマークを見つけることは、自分たちの立ち位置とのギャップを知ることができとても大切ですよね。
    理学療法もあるべき姿に気づいておらずギャップが分からず、進歩が遅れているのかも知れません。(そのような人だけではありませんが・・・)
    いつも患者さまの求めている姿に一歩でも寄り添いお手伝いできるよう、自分に抗っていきたいと思います。

  • asuka より:

    こんばんは.
    私も先日,Fresh Banana & Chocolate Frappuccino頂きました!
    イメージ通り美味しかったです.

    Fresh Banana & Chocolate Frappuccinoは食べる人がそれを求めてですが,
    療法士の担当患者は患者さんから見ればその担当を求めてではなく,
    こちら側の都合で担当が決められることが多いです.

    自分から求めた場合ではイメージより悪くても
    自分から求めたのだからと納得しやすいです.

    自分から求めていない場合はイメージより悪いと,
    納得しにくい場合が多いです.

    だからこそ,療法士担当においては担当変更を迫られる場合もあります.

    先生のおっしゃるようにしっかり学ぶ事,真摯に向き合う事は重要ですね.

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