いいだかもしれない

今年で13回目になります。
日本理学療法士協会理学療法士講習会3日間コースを毎年8月最終週の金、土、日曜日に三重県四日市市で開催しています。もちろん脳卒中に関連することです。今年は昨日31日が最終日でした。
経験の浅い人から豊かな人まで40名。今年は圧倒的に男性が多い受講者構成になりましたが、受講者たちの熱心な目がとても印象的でした。その眼差しを見て、彼達のこれからの臨床活動は大丈夫かもしれないと思いました。
このような講習会を行うと受講者の収穫は当然でしょうが、講師である私自身も学ぶこと、考えさせることもあります。だから、毎年進化した私がそこにはいます。そうしなければ受講者の皆さんに申し訳ないと思いますし、その繰り返しを患者さんたちに反映できることを期待しています。今年も残り4か月。成長した自分に出会えるように邁進しなければ。
それにしても毎年感じることですが、三重県の運営スタッフの方々のおもてなしはとても素晴らしいのです。決して華美・派手ではありませんが、心遣いがこまやかなのです。あっという間に3日間が過ぎてしまいます。
そのスタッフとして昨年まで支援していただいたある女性理学療法士からワインを届けていただきました。能登半島の輪島から。彼女は昨年からオープンしたばかりのハイディ・ワイナリーで活動を始めたのです。理学療法士からワイン造りへの挑戦です。人生はチャレンジです。このような生き方、いいだかもしれない、と思います。なんだか変な表現ですが、彼女は飯田さんと言いますから。新しい世界を醸し出していく飯田さんにエールを送ります。
2日目の夜、飯田さん抜きの運営スタッフの皆さんと焼肉を食べに行きました。毎年行くお店です。お店のご厚意でそのワインをいただけることに。2013年ものの赤ワイン、メルロー。焼肉にこのメルロー、結構いけました。「このワイン、いいだかもしれない」ということで盛り上がったのでした。

コメント (2)

  • senri より:

    おひでさん、おはようございます。
    真摯に、きちんと取り組もうとされるおひでさんの姿は強く迫ってきます。
    今年も体調が勝れない中で努力していただき、ありがとうございました。
    この一歩一歩は必ず重なりますよ。
    一歩を出すたびに反省もしますが、その繰り返しこそが大切なのです。
    最初からすべてが分かっているわけでもないのですから。
    そうですよ。それでいいだかもしれないですよ。

  • おひで より:

    吉尾先生、今年も大変お世話になりました。
    ありがとうございました。

    スタッフ一同、吉尾先生先生、松田先生にお会いするのが毎年楽しみで、
    2日目夜のスタッフとの懇親会もとっても楽しく過ごさせていただきました。
    さっそく飯田さんのワインのことも取り上げてもらって、とても嬉しく思いました。
    それにしても、ワイン、美味しかったですね。来年はぜひ、飯田さんが作ったワインを
    彼女を交えて、みんなで堪能したいですね。

    吉尾先生の進化は、講習会の資料を毎年見ていて、ホントに感じます。
    年々、パワーアップしてますから。すごいです!

    ブログも、いろいろなことに注意を向けられていて、多種多様な内容で
    いつも、すごいなぁと思っています。

    個人的には今年の講習会は、いろんなことに気づけた講習会になりました。
    気づけたことが良かったと言われましたが、これを機に来年に向けて頑張ります。
    吉尾先生の進化には到底およびませんが、少しでもこんもりと塵を積もらせたいと思います。
    講師に指名していただいた夜の先生や先輩方の思いを忘れず、感謝を忘れずに。
    「いいだかもしれない」といっていただけるように。
    飯田じゃないとダメかな...

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