クリスマスの豚汁
松本さんという友人がいます。ある会社の事業開発部に所属する企業戦士、いわばエリートです。
最近はグループで飲みに行くようなことが少ないなあ。大勢でキャンプに出かけるという話も聞かなくなったなあ。そのような話をしていたら、企業戦士の松本さんがおもしろい話をしてくれました。
「事業開発部のスタッフそろって山にある憩いの家に行って、家族を交えてクリスマスを楽しみます」と。クリスマスのイベントをどのように楽しんでいるのか説明してくれました。なんと、そこで行われるイベントは「餅つき」をして「豚汁」を作って食べること、だそうです。はあ?と自分の耳を一瞬疑ってしまいました。クリスマスのイベントですよね?餅つきをしたら確かに子供たちは喜ぶでしょうし、12月の寒さの中でいただく温かい豚汁は最高ですし。でも、クリスマスのイベント??
いや、別に松本さんたちのこの活動を非難するつもりもありませんし、むしろこのように集うことの意義を私も感じますから、羨ましくさえ思います。
ブログでこの話題をわざわざ取り上げたのは奇想天外な発想という、忘れかけていた大切なことを思い出させてくれたからです。ついつい普通のどこにでもあるような考えでリハビリテーションに携わっていると、個が犠牲になってしまう可能性があります。最近、個々の患者さんたちの装具へのリクエストがなかなか楽しいのです。カラフルです。半端ではないのです。それは個人の価値観の問題ですから最大限活かしていくべきことです。
リハビリテーションにおける私たちのアプローチが奇想天外であるか否かは両極の問題があります。何ら根拠もなく思いつきで提案するとても危険な奇想天外さ。その人なりに勉強して閃いて提案する耳を傾ける価値のある奇想天外さ。上司は自身の価値観や常識から外れた提案を受け入れる勇気を持つことはなかなか難しいものです。でも、クリスマスに黄粉餅を食べて豚汁をいただいてみると、案外、メリー クリスマスなのかもしれませんよ。
そう言う私も、昨年のクリスマスは暖炉のある山形の手打ちそばのお店で「ざるそば」をいただいていました。豚汁の方がまだクリスマスに近い?
コメント (12)
箕面のNさん、おはようございます。
篠井英介さんの写真を見ていました。現状の奥さまの顔はわかりませんが、岡村孝子さんに似ていた頃を思い出しつつ今をイメージしてみると、確かに篠井氏が微笑んでいるところなどはそっくりかな?と思いました。
まあ、クリスマスの豚汁からとんでもない方向に来てしまいましたが、これもまた奇想天外な展開ということで。
おはようございます。嫁さんが一青窈に似ていると思いだしたのは35歳ぐらいかなあ。さすがにその年では若いころの岡村孝子には似ていません。可愛い岡村孝子さんから、若干落ちついた感のある一青窈に変わったわけです。昔の写真を見ていると加藤ミリヤにも似ています。加藤ミリヤさんもチェックしてみてください。角度によるとそっくりです。又、篠井英介さんも見てください。今の嫁さんはそのものです。特に眼鏡をかけた姿は間違えそうなぐらい似ています。
箕面のNさん、おはようございます。
やはりそうでしたか。なんとなく、にんまりとしながら「創る」を洗濯されているお顔が見えたものですから。
人間の価値観や知識などがその人の活動や行動に影響を及ぼし、それが人間の価値観をさらに形成していくものだろうと思いますが、それは顔にも出てくるわけですね。
今、古今亭志ん輔さんの「替り目」をNHKで放送しています。人間の成長の過程で替り目を感じるときって、ありましたか? いつから岡村孝子さんから一青窈に変わられたのですか?
おはようございます。「創る」の表現をわかってもらったのはさすがですね。僕にしては珍しく、言葉まで考えて選びました。
ところで、人間というものは変わるもので、僕は昔、巨人といわれ、次は俳優の内藤隆司といわれ、最近では千原せいじといわれています。嫁さんは、昔、あみんの岡村孝子、そして一青窈、最近では篠井英介に似ています。
c.t.nさん、おはようございます。コメント、ありがとうございます。
奇想天外な生き方、いいですよね。
長下肢装具については最近、特に根拠をもって説明できるようになってきましたから、もはや奇想天外とは言えませんが、7,8年前に使用していたら、奇想天外な発想として受け止められていました。
なかなかおもしろいツールですよ。
こんばんは
2nd コメントです
奇想天外 なんだか 楽しそうですね!
クリスマスに黄粉餅、私は豚汁は生姜入りが好きです
先日は うまく送信できてなかったみたいで また再度トライしてみます
今日 長下肢装具を使用してみて いい反応でした
ひとりでは勇気も要り難しい事もありますが 一緒に “ あるく ” 練習だと思い 継続して よい結果になればと思ってます
松井さん、こんばんは。ようこそいらっしゃいました。
松井さんは私の1歳上の姪と同じ名前ですね。今後ともよろしくお願いいたします。
子供たちの感性は素晴らしいですね。それは即、行動に表れます。
私たちも見習わないといけません。
その親たちの感性もまた、面白い、ということでしょうかね。
22日にはたくさんのスタッフでお越しになるようですから、私も緊張します。
しっかりお話ししないと。
ぜひ、会場でお声掛けください。
吉尾先生
はじめまして、いつも大変お世話になっており、
ありがとうございます。
松本と同じ事業開発本部に所属の、輸出入プロモーションを
担当しております、松井と申します。
クリスマスに豚汁&おもちつき。最初聞いたときは「ええ?」
と私も思いました(ちなみにベーコンと卵の燻製もやりました)。
ご想像通り、子ども達はとてもエンジョイしていました。
土などを運ぶ1輪のリヤカーを乗り物にして遊んだり、
勝手なルールで遊びが始まったり、突飛だけど楽しい発想や
行動力は子どもから学ぶことが多いですね。
3月22日のセミナー、私も参加し勉強させていただきます。
大変楽しみにしています。どうぞよろしくお願いいたします。
松本さん、こんばんは。コメントいただき、ありがとうございます。
憩いの家だなんていい加減な話でした。失礼しました。
そうですね。何事も一生懸命、いや必至に考えて行ったことが一見、奇想天外なことかもしれませんが、結果はメリーメリークリスマスなのです。
仕事も同じですね。松本さんの必至さが何かを生んでいくのでしょう。
箕面のNさん、こんばんは。
箕面のNさんのお嬢さんたちも奇想天外な発想、行動力をお持ちのようですね。
料理を作るという文字を、無国籍料理と称したところに敢えて「創る」という感じを持ってきたところが素晴らしい。
遅い時間のコメント、ありがとうございます。
いい案ですね。クリスマスに餅つきにトン汁。
我が家は毎日の食事がバラバラです。普通に和食の時もありますし、洋食の時もあります。ただ普通の家より品数が多いです。また、嫁さんが作るのと二人の娘が作る料理は全く違います。真ん中の子が創る料理は無国籍料理。その発想というか、おいしい時とこれは食べ物かと思うぐらい差があります。そのことで怒ってからは食べられないということはなくなりました。下の子は本に載っているレシピを忠実に再現します。おいしいですが、時間かかるのがたまに傷で、早く食わせろよと思ってしまいます。上の子は結婚するまでは全く料理をしなかったのですが、旦那のために頑張って作っています。ただ超野菜嫌いの旦那のため、メニューには困っているようです。食べれるのはキャベツぐらいですから。
吉尾先生
この話題を、ブログに載せていただけるとは、これもまた、ビックリです。
私も入社して、20数年になりますが、凝り固まった経験が、時には、お客様や患者さま、
そのご家族の気持ち、また社内では、同僚や部下の人たちに傾聴できずに判断して失敗すること
に繋がりますね。
今回のイベントがよかったのは、部署のみんなが、1年間の労を労うために、社員の方やその家族
の方に、楽しんでもらうには!と一生懸命考えてくれてたことです。
これが「クリスマスの豚汁」になり、奇想天外の発想となりました。
「奇想天外の発想」とは、純粋に、大切な人のことを想う気持ちが、結果としてそのようになるの
かもしれません。
吉尾先生、ブログ載せていただき有難うございました!
ちなみに、豚汁、餅つきしたところは、「大東市立青少年野外活動センター」というところ
学研都市線 野崎駅からハイキングコースとしてもたくさんの方来られてます。