造幣局通り抜け
ソメイヨシノに代表される桜の花吹雪が終わりに差し掛かる頃、造幣局の桜の出番です。いよいよ今日から大阪造幣局の通り抜けが始まります。4月15日までです。
30年ほど前になるでしょうか・・。一度、通り抜けに行ったことがあります。桜を観ているのか、人の頭を見ているのか、というくらい、それはそれは大勢の人たちでにぎわいました。正に通り抜け。天満橋側から桜の宮橋側に向かって造幣局構内560mの一方通行で、止まることなくひたすら歩きながら桜を鑑賞するのです。もちろん、人が少なければ立ち止まってゆっくり鑑賞することは可能です。そういう日時を選んで行けたら最高ですが、30年前は勤務体制の都合で日曜日に行くしかありませんでしたから、大変な人出でした。
そこにある桜が素晴らしいのです。楊貴妃、御衣黄、大手毬、紅手毬、紅華、等々、珍しい品種もいろいろあって、実に132品種もあるのだそうです。今年の花は「一葉」。薄紅色の可憐な八重桜です。ちなみに、写真は今朝撮影した大阪の自宅近くの御衣黄です。
例年、100万人前後が通り抜けるそうです。色を楽しむならば昼間がよいと思いますが、夜桜見物も趣があってよいかもしれません。夜9時まで開放していますからいつかは行きたいと思いつつ、また今年がやってきました。
明治時代から、130年余の歴史をもちます。当時の局長が造幣局の職員だけで見るのはもったいない、ということで市民に開放したのが始まりだそうです。江戸時代にもそのようなお殿様がいたような話も聞きます。
いろいろなものと隔てている壁をどれだけ取り払うことができるかでその人の価値が決まるように私は思っています。さすがに造幣局の壁を撤去するわけにはいかないでしょうけど、この精神は大切なことだと思います。
第二次世界大戦からの復興をみたとき、外国の人々の中には日本人の皆でまとまる力、チームワークの素晴らしさなどを感じた人も多かったと聞いたことがあります。壁を作ればチームはうまく機能しません。通り抜けに学ばなければ。
コメント (18)
c.t.nさん、こんばんは。
焦ることはないですよ。
スピードの出し過ぎは危険です。
目の前の患者さんたちと向き合いながら、ゆっくり考えを進めてください。
考える力、学ぶ力を十分お持ちの方だと思いますから、焦らないでいいですよ。
こんばんは。
昨日のセミナー、とても勉強になりました。
小脳についての考え方や捉え方、私には納得。このひとことです。加えてフィードバックも大切でありますが、フィードフォアワードも同じように大切であり、これらの働きはどちらが先で後に働くか決まってもなく決めようもないので非陳述性予測的姿勢制御という経路、納得です。
セミナーで学んだ事をいかして これからに繋げそして様々な方向に広げていきたいと思います。
核心をいただき、確心を得ました。ありがとうございます。
いつからか真剣に物事を話す事を忘れてしまい、私もCTをとりたいくらいなのですが、学生の頃以来、今はとても充実して学ぶことができている気がします。それから聞き耳を立てていただきとても嬉しく思います。
そして先生が解剖の道を選んだのは以前から分かってました。私にはみれるけどみれないものがあります。それはなんとなく似てるものがあるかとも思ってます。寿命もかなぁ〜
でもみてないとダメになってしまうシステムもありますので 私は患者さんをみなきゃいけないようです。目の前の患者さんをみることが好きですし 目の前の方の心からの笑顔が見れるのが一番好きなんです。
でも 未だ自分自身を分かってないので さがしにいかなければならないようです。
これからも一緒に まなばさせて下さい。
お願いします。
こんばんは
先日は千里リハで色々とありがとうございました。
大幣局の桜は残念ながらみれませんでしたが、そちらではとてもよい経験になりました。これからに繋げていきたいと思います。遅くなりましたが、皆様にも色々とお世話になりましたのでこちらでお礼申し上げたいと思います。
ありがとうございました。
asukaさん、こんにちは。
早速調べましたね。なかなかいいことばでしょう?
comは「共に」とか「全」という接頭語です。
forteは音楽でも出てきましたね。メゾフォルテ mf とか、フォルテピアノとか・・・。
強い以外にも、長所とか得意という意味もあります。
私たちが「快適」という意味合いで考えるよりもちょっと奥深い意味を持っていますね。
asukaさんは好奇心も旺盛ですね。
おはようございます。
”comfortable”調べました。
com(強意)、 forte(強い)、 able(〜できる)
心が強い状態でいられる→心が元気でいられる→快適な
このような意味を調べるのも面白いですね!
これからも相手を元気付けられる言葉を発せられるように気をつけたいと思います。
”conversation(会話)”もついでに調べたら素敵な意味でした(^^)
asukaさん、おはようございます。
お互いが理解しあって快適であるためには、お互いが胸を開いて耳を傾ける、ということですね。
おもしろいことを思い出しました。
「快適な」という日本語は英語で“comfortable”と言いますね。
これは3つのことばから成り立っています。
com、forte、able の3つですが、それぞれに意味を持っています。
きっとasukaさんは感動すると思いますよ。どうぞ、お調べください。
こんにちは.
日本人は相手に不足があっても,その後の関係性を気にして伝えない場合があります.
それが仲良しクラブに繋がっているのでしょうか.
でもそんなときこそ,伝える勇気を持つこと,
そして伝えられた相手もその声を否認せずに耳を傾けることが大切ですね.
人格を否定するのは間違いですが,行動の過ちや不足は伝えるべきだと思います.
それができるチーム作りを心がけたいと思います.
楽器の演奏は単なる音であり,意識して聞かなければ流れてしまいますが,
耳を傾けると心地よくなります.
人の声も耳を傾けることで単なる音で終わらずに,理解できるまでにしたいです.
相手を思って発せられる声(ことば)は心地よいと私は感じます.
c.t.nさん、こんばんは。
通り抜けに行ってらっしゃいましたか。いいですねえ。
やはり土、日は凄い人のようですね。
折角お訪ねいただいたのに、留守で申し訳ございませんでした。
PT協会の会議出席のために、今日は東京にいます。
私でよろしければ、ご相談にはのれますので、ご都合のよいときにご連絡ください。
c.t.nさんのメッセージは単なる音ではありませんよ。
こんばんは
ことばでの表現はとても難しいです
私の声は音でしかないのかもしれません けれど先生のことばを音と思ったことはありません
自分自身を持ってないのかもしれませんし ある意味持ち過ぎてるのかもしれません
造幣局はとてもひとがたくさんいました 桜どころではありませんでした
本当 表現が難しいんです
直接 会って先生とお話しをしたいと思い伺ってみましたが 千里リハ病院には不在との事でしたので 後日、、、
と いいたいところですが
私自身 何が出来るのか わからないのです
こんにちは
是非 伺いたいと思います
丁度 通り道なので今日 寄ってみようかと
もしよろしければ 一緒に 通り抜けお願いします
その際の連絡はこちらでよろしいでしょうか?
asukaさん、こんにちは。
耳を傾けることは簡単なようで難しいことですね。
特に、こちらの胸を縛ったままで耳だけ傾けようとしても、これはなかなか・・・。
自分に伝わる相手の声(ことば)も、相手に伝わる自分のことばも単なる音でしかありませんから、
お互いの理解にはほど遠いものになるでしょう。
リハビリテーション医療に携わる人たちはあまりにも簡単に「チームワーク」という用語を用いていると思います。
単なる仲良しクラブではありませんからね。
こんにちは.
一方的に自分の意見を押しつけるのではなく,
相手の話を聞く耳を持つことも重要ですね.
主張と傾聴のバランスをしっかりと使い分け,
壁を取り払うのに役立てたいと思います.
c.t.nさん、おはようございます。
お元気そうですね。
造幣局の通り抜け、興味深いでしょう?
いらっしゃいませんか?
そういう私自身も一度しか見ていないので、私にこそ、いらっしゃいませんか?ですね。
御衣黄が最後には綺麗なピンクになって、桜の木の下がピンクの絨毯になるのです。
これからしばらくの間、朝、車に乗る前に心を洗って出勤、ということになります。
とても楽しみです。
人間も個性豊かでありたいと思います。
こんばんは
綺麗な桜ですね 桜もたくさんの種類があるんですね
此方でも職場近くの八重桜が開花してて 綺麗です
私も去年の記事を拝見させていただきました
御衣黄、、 面白いですね 興味深いです
実際に目でみてその経過を確認したら また一味違う感動があるんでしょうね
造幣局通り抜け いいですね
asukaさん、おはようございます。
折角持っている耳ですから、両方ともちゃんと使いたいですね。
吉尾先生、もったいないお言葉ありがとうございます。
自分の気持ちがいつも前向きでも、周囲の人たちはそうでないことがあります。
その場合でも前向きでないことを否定せず、
共に考えてより良い方向へ向き直すことのできるチームづくりをしたいと思います。
その行動一歩一歩が「精神美」につながれば幸いです(^^)
asukaさん、こんばんは。
コメントをいただき、ありがとうございます。
いつもasukaさんの気持ちは前向きですね。
一葉はasukaさんに相応しい花なのかもしれません。
こんばんは。今年も綺麗な御衣黄ですね。
昨年の御衣黄に関する先生のブログを読み返していました。
一年でリハビリテーションを取り巻く環境に変化はありましたが、
新年度という意味では昨年と同様です。
隔たった壁をただ眺めるのではなく、御衣黄のように常識にとらわれず、
また一葉の花言葉である「精神美」を心に抱きつつ、前進し続けたいと思います。
チーム医療が上辺だけの言葉にならないように。