銀平本店

和歌山に行ってきました。もう6年くらいになるでしょうか。この時季に和歌山に伺っています。NEC_2820

各地に気に入ったお店があります。和食系、粉もん系、イタリア系、焼肉、麺類などなど、その類の中でも行くお店はだいたい決まっています。一旦気に入ったら、あまり冒険をせず、そのお店のオーナーやスタッフが醸し出す空気や味を半永久的に楽しみます。札幌でも20年から15年間通い続けているラーメン屋さん、海鮮料理店、焼肉店があります。逆に、一度行って期待外れであれば、その後の選択からはほぼ永久に外れます。

大阪で気に入ったお店のひとつに、天然の魚を中心に楽しませてくれる「銀平」という和食専門店があります。大阪市内では北新地や梅田グランフロント、心斎橋、道頓堀などで営業しています。主に天然魚ですから刺身も美味しいですし、余計な味付けをしない煮魚は格別です。砂糖やみりんの味ではなく、季節の魚本来の味を楽しめます。
NEC_2818本店は和歌山にあります。和歌山城の近くです。これまで3、4回、伺っています。もちろん、味は本店も支店も変わりません。料理には器。銀平の陶器を見るのも楽しみのひとつです。器も本店、支店とも同じで、浜料理に相応しい大胆な造りのものです。決して華美ではない本店ですが、大都会で脚光を浴びている子供たちを静かに見守っている親の姿がそこにあります。

今日はなんだか銀平の売り込みをしているようですが、それが目的ではありません。「銀平」の持つ意味について、特に「銀」について考えることが目的です。銀であり、金ではないのです。銀だからこそ、その上を目指して、本物を求めて精進するのです。驕ることなく真摯に努力するのです。銀平はそのような意味合いを持っているのだろうと私は勝手に思っています。だから銀平のことを私は気に入っているのです。

そう言えば、先日、千里リハビリテーション病院のスタッフと結婚した新郎の名前も「銀平」さんでした。これからを期待してますよ。

コメント (8)

  • senri より:

    わっくんさん?(何か変ですね)→わっくん、にしましょう。
    わっくん、おはようございます。
    ブログをご覧いただき、またコメントをありがとうございます。
    わっくんも銀平ファンということで、友の会ができそうですね。
    銀平では鯛飯を欠かさずいただいていたのですが、あの土鍋で白ご飯を炊いていただくという贅沢をお昼に!
    素晴らしいですね。
    実は2週間前の12月14日に、「銀平さん」という人を結婚のお祝いに「道頓堀店」にご案内したのです。
    お店の雰囲気が道頓堀店が一番銀平らしくて、そちらに決めました。初めて伺ったのですが、なかなかいい感じでした。普段はグランフロント、北新地などを利用しているのですが、これから道頓堀店の利用が多くなりそうな予感があります。
    美味しいお魚で健やかなお子様にどうぞよろしくお伝えください。

  • わっくん より:

    はじめまして。銀平本店でYahoo!から検索してこちらにたどり着きました。

    わたくしが生まれも育ちも和歌山市。
    今は大阪に住んでいるので、普段は道頓堀店(昼御飯時の白ご飯の美味しさで)。
    帰省のおりには駅前店、本店を利用しています。

    子どもがまだ離乳食の頃から食べているためか、魚に少しうるさいのが困っています。

    店舗によるとおもうのですが、昼に煮魚か焼き魚を頼むと、お魚を何種類か持ってきて店員さんと相談して注文するのが楽しみです。

  • senri より:

    c.t.nさん、おはようございます。
    私はそのような無の境地、感覚を遮断したような状態を体験したことはありません。
    自然を感じるときは、私は逆に感覚を研ぎ澄まして楽しんでいます。

  • c.t.n より:

    吉尾先生 こんばんは。
    どんな感じか、、、ですか?
    全ての感覚を遮断した個体としての状態、私にはこれが無の状態なんだと感じました。
    経験したことがなかったので、経験したらわかるのかもです。
    そんな時、自然に触れたいなと思うのです。

  • senri より:

    c.t.nさん、こんばんは。
    コメント、ありがとうございます。
    念願の団体金でしたが、内村君はやり残したことがありますね。
    金は金でも18Kなのか24Kなのか、純金なのかを考え、そのためにまた努力を続けることになります。
    彼も小さいときから努力を重ねて今があるわけですが、きんさんぎんさんの笑顔に匹敵する笑顔ですね。
    胸を鷲掴みにされるって、どんな感じなのでしょう・・・。

  • senri より:

    チャーコさん、こんばんは。
    作業所の名前は確か「ゆずりは」でしたよね。
    橙(だいだい、代々)とか、柏葉などと並んで、とても良い意味合いを持った植物だと思います。
    最近は正月に鏡餅を飾る人も少なくなり、本物のゆずりはを見たこともない、知らないという人が多くなっているかもしれませんが、知っておいてほしいですね。人間の心によい影響を与えてくれる名前だと思います。
    ちょっと弱気になったときは、みんなで美味しいものを食べながら楽しく話す。これが一番かもですよ。

  • c.t.n より:

    吉尾先生 こんばんは。
    醤油と水だけの煮付けですか。シンプルだけれども、そこには色々な拘りがありそうですね。
    そう言えば、日本代表体操。金でしたね。個人では6冠という実績とその選手の表情に感動しました。私にはチャンピオンとしての貫禄や自身からでる表情というよりも、ただただ嬉しいという笑顔を感じました。

    金や銀というと私はきんさんぎんさんが浮かんできました。きんさんの好物は赤身魚でぎんさんの好物は白身魚だそうです。お二人ともそれぞれに様々な歴史を踏みながら歩んできた長い月日、テレビの前でみせる表情は誰もが癒されたと思います。

    そんな事情で、私は胸を鷲掴みにされました。
    I need a time to recover my humanism.

  • チャーコ より:

    吉尾先生、こんにちは。ブログ読んでいます。
    銀平本店、いい名前の店ですね。
    私の作業所もよい名前です。
    最近、私も弱音気分ですが、頑張っています。
    私も銀平本店に仲間と食べに行きたいですよ。

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