2016年のはじめに

謹賀新年
2016年、平成28年の始まりです。

2015年は千里リハビリテーション病院で行ってきたことを脳のシステムを含めて意味づけすることを進めるということで取り組んできました。合格点をつけてよいところに達したと私自身は評価しました。
2016年はそれをさらに発展させるために、評価するシステムを考えたり、社会に対して積極的に表現する機会を多く作ろうと考えています。特に長下肢装具を用いた取り組みは千里リハビリテーション病院発と言っても過言ではありません。脳のシステム障害についても私たちなりに理解してきたことがあります。昨年秋まで述べてきたこと以上のメッセージをデータを示しながら説明できるようにします。それが私たちの責任だと考えています。

そこで、高くはね上がる、勢いよく動き回るという意味を込めて、今年は「躍」という言葉に託したいと思います。もちろん、私だけでできることではありませんので、皆で力を合わせて取り組んでいきます。

2016/01/01 19:11

2016/01/01 19:11

お隣から和歌山有機の会のみかんをいただきました。化学肥料や農薬散布をせず、健全な土を作りながら病害虫に耐える力のある農産物を作る仲間の会で作ったみかんです。外観は美しいとは言えませんが、中身は本物です。
原点を、そして力強さを感じます。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

コメント (18)

  • senri より:

    c.t.nさん、こんばんは。
    2nd stageのセラピストならば分かりますか・・・?
    感動なさるようなお好きな場所、ですか??
    今回のコメントは謎ですね。

  • c.t.n より:

    吉尾先生 こんばんわ。
    来月の発表用のスライドができました。今度はブロックの症例の発表を考えています。
    CT所見の頭部と現象を多角的な視点から脳システム障害を捉えるとみえてくるものがありますね。
    2nd stageに繋げるには何が大事なのか、CT所見の頭部だけでなく人間をみることだと私は感じてます。
    その心は。2nd stageのセラピストならそれがわかるはずです。
    そのbehaviorに恥じないように地域連携を考慮した上で、来月はPTとして画像所見や現象など科学的根拠を含め多角的に人間を捉えた発表をしたいと思います。

    この週末は息抜きに好きな場所へ行ってきました。感動しました。
    おすすめです。もし良ければ先生も訪れて感じてくださると嬉しいです。

  • senri より:

    けんぼーさん、明けましておめでとうございます。
    貫きますか!
    いいですね。とても大切なことだと思います。
    それだけにご自身に問いかけることを怠らず、且つ、他者を通して己を知る努力が必要ですね。
    けんぼうーさんが貫いていく姿をしかと拝見したいと思います。
    今年もよろしくお願いいたします。

  • senri より:

    maimaiさん、明けましておめでとうございます。
    お久しぶりですね。
    今年はもっともっとお越しいただけることを期待していますよ。
    また、いろんな機会に直接お話しできますよう、それも期待していますから。
    動け、進め、ということですから、機会を逃さず、ぜひ、よろしくお願いいたします。
    今年も楽しく、充実した1年になりますように。

  • けんぼー より:

    吉尾先生、新年、おめでとうございます。
    昨年も大変お世話になり、有り難うございました。

    私の一文字は『貫』です。
    己の信じることを貫いて過ごしたいと思っています。

    本年も機会がございましたら、ご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。
    末筆ながら、吉尾先生のご健康とご多幸をお祈りします。

  • maimai より:

    吉尾先生、あけましておめでとうございます。
    出遅れまして、申し訳ありません。
    今年もお元気そうで、こちらまで元気になります!
    先生は、「躍」ですか!確かにお尻の火を弱めなければ、飛びすぎてしまうのかもしれません(笑)
    私は動け、進め、でしょうか。その火を分けていただき、こちらの皆さんに力をいただきながら、進む一年にしたいと思います。
    今年は、先生とお会いする機会を逃さず、捕まえたいと思います。
    今年もよろしくお願いいたします!
    またお邪魔いたします!

  • senri より:

    チャーコさん、明けましておめでとうございます。
    昨年はたくさんのコメントをいただき、ありがとうございました。
    今年も期待してますね。
    和歌山は有田みかんに代表されるように、みかんの特産地ですけど、このような有機栽培の努力をされている方々もいらっしゃるということで、農業に携わる人々のこだわりや責任感の強さを感じますね。
    私もしっかりしなくちゃ、と思います。

  • チャーコ より:

    吉尾先生明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
    和歌山のミカン、美味しいですよね。
    躍という文字、すごくいいですね。

  • senri より:

    c.t.nさん、おはようございます。
    人間って難しいけど、なかなか趣があって、とても気になる存在ですね。
    その人間を、しかも心身に痛みを持っているであろう人間を対象にして為す私たちの生業は、よほど心して関わっていかなければならないのだろうと思っています。
    それだけにやりがいを感じているわけですが。
    いつもコメントいただき、ありがとうございます。

  • c.t.n より:

    吉尾先生 こんばんは。
    科学の結晶とされる農薬や肥料は、作物がうまく育つためのアイテムかもしれませんがその使い方を間違ってしまうとその逆もあります。作物自体を苦しめてしまうことだってあります。そしてそれら個々の実態がぼやけてしまう場合もあるとも思います。

    科学はもちろん大切だと思いますが、これらを考慮して科学的なものは使用していかなければならないと実感してます。
    人が人をみるとき、眼にみえているものだけでなく、その中の人と人との間にある「情(心)」をみることは重要だと感じてます。

  • senri より:

    tetsuさん、明けましておめでとうございます。
    この正月は札幌でのんびり、そして、少しお尻の火を消す活動をして過ごしました。
    今日からまた日常が始まります。
    tetsuさんはどのような正月でしたか?

    昨年は日帰り盛岡の旅を強行しましたが、やはりゆっくりの方がいいですね。
    今年はぜひそうしましょう。
    皆様とよい1年を過ごせますように。

  • tetsu より:

    明けましておめでとうございます。
    お正月はいかがお過ごしでしょうか。
    ご自宅のほうでお過ごしですか。
    昨年は岩手の全国学術研修会のときにわずかな時間だけ吉尾先生とお会いできましたが、さすがに物足りなかったです。
    今年はぜひ、こちらの仲間たちとゆっくりと過ごす時間を設けていただければと思っております。
    また本年もお世話になります。
    よろしくお願いいたします。

  • senri より:

    c.t.nさん、明けましておめでとうございます。
    この有機の会のみかんは「人間」の拘りによって産まれたものです。
    農薬や肥料は科学の結晶として生まれたものですが、それが必ずしも人間の幸せに貢献しているとは言えないという思いがおありだったのだろうと思います。
    科学はもちろん大切ですが、人間、つまり人と人との中に「間」がある、この意味するところを考えていくことが重要なのだと教えていただいているように思います。
    有機の会のみかんは顔がひとつひとつ違っていて、とても趣きがありますよ。
    今年もよろしくお願いいたします。

  • c.t.n より:

    吉尾先生 おはようございます。
    2016年、平成28年に突入しましたね。有機産物のみかん、美味しそうですね。
    私は見直し考え継続できるものを習慣化していくことや可塑性を引き出すことを目標に、目の前の課題、患者さんや対象者へ提供するだけでなく表現することを積極的且つ段階的に進めていこうと思います。その中で新たな発見、新たなtryができるように行動していきたいと感じてます。
    先生がおっしゃるように、ひとりではできないことも多くありますので協力し合いながら取り組んでいきたいと思っています。

    改めまして、
    あけましておめでとうございます。
    今年もよろしくお願いいたします。

  • senri より:

    aisakuさん、明けましておめでとうございます。
    礎、ですか。なるほど。
    aisakuさんがさらに礎を大切に取り組んでいかれたら、磐石かもしれませんね。
    検証作業は簡単なことではないと思いますが、楽しみにしています。
    今年もよろしくお願いいたします。

  • senri より:

    asukaさん、改めまして、明けましておめでとうございます。
    ことしも早速のコメントをいただき、ありがとうございます。
    幸先の良い「つかみ」になりました。
    人間は生活を営む動物であり、それぞれ個別性を持つ存在です。
    そのひとりひとりにしっかり向き合いながら私たちの専門性を発揮していく。
    言うほど簡単なことではありませんが、だからこそ真摯に取り組んでいく価値があります。
    asukaさんからいただくメッセージから多くを学び、今年も活かしていきたいと思います。
    今年もよろしくお願いいたします。

  • aisaku より:

    明けましておめでとうございます。
    例年恒例のお正月の夜に一年の抱負を考える時間を過ごしておりました。
    今年の漢字は「礎」となりました。
    当院の回リハ病棟の開設から10年が経ちました。これまでも色々と取り組んできましたが、今一度患者さんの在宅・社会復帰を支援するために、大分県の県北地域で何がキーワードになるのかを考え検証していきたいと思っています。
    それが、患者さんの個別性のある生活に寄り添える唯一の手段かなと思っています。その明らかになったものから、吉尾先生の掲げている「躍」もしくは「跳」になればと思っています。
    地域性を大事にしながら、患者さんの支援を進めていきたいと思います。
    本年もよろしくお願いします。

  • asuka より:

    こんばんは。「躍」いいですね!
    リハビリテーションの原点回帰を考えた時に、
    2015年5月21日の半田会長からのメッセージを思い出します。
    そこには在宅復帰に留まらず、社会的統合を目指すと明記されています。
    そのためにも、脳のシステム障害の理解を通して、
    生活を営む人間としての患者さんをしっかりとみる必要があると感じます。
    生活は十人十色。
    そのような生活を科学できる理学療法士であれるような一年にしたいと思います。
    今年一年、先生のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。

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