USA

2月最初の週末はUSAに出かけてきました。
幸いに日本語が通じるエリアでしたから、基本的には日本語で通しました。セミナーも通訳無しで、日本語で、です。夜の懇親会もです。そこで出てくる料理は無国籍風ではありましたが、メインは日本料理。なんと、お刺身の中には鯖も出てきました。とても美味でした。フライドチキンも出てきましたが、なかなかの味でした。
お昼に街のチャイニーズレストランに出かけました。ここでもフライドチキンをいただいたのですが、居酒屋さんでいただいたものとは肉質から違っていて、味は言うに及ばず。ピリ辛の最高のフライドチキン、日本語で言う唐揚げを楽しみました。NEC_3160

もうお気づきでしょう?USAはユーエスエイとは読みません。ウサと読みます。大分県の宇佐です。焼酎のいいちこや兼八が有名ですし、八幡宮の国宝宇佐神社、ワインの安心院をご存じの方も多いでしょう。そして唐揚げが最高。中津と並ぶ唐揚げの聖地みたいな地域です。唐揚げ店に敗れてケンタッキー・フライド・チキンのお店が潰れたという逸話があります。一度は訪ねてみて欲しい街です。

今回のセミナーでは顔馴染みの方々の受講者も多く、恐縮してしまいました。小脳系の障害をどのように理解して可能性を求めていくか、という内容をお話ししたのですが、正直なところ、小脳・脳幹系に関する理解とアプローチには難渋する傾向があります。だからこそ理解できるように努力する必要があります。例えば歩行の専門家として、そのシステムを理解して関わるか否かで、結果には大きな違いが生じるのではないかと思います。その対象者は言うまでもなく人間なのです。この難しいテーマに挑んだ主催者の意気込みを感じます。
その期待に応えることができたかはわかりませんが、これからもその重要性について私なりに伝え続けていきたいと思います。

コメント (17)

  • asuka より:

    c.t.nさん
    ありがとうございます。
    個人的には満足する発表ではありませんでしたが、
    そこから何かを感じとってくれた人がいたことは大変嬉しく感じます。
    ありがとうございます。
    患者さんのために自分のできることを一歩ずつ推し進めていきましょう。

    吉尾先生
    日々進歩できるように、毎日の臨床を大切にしていきたいと思います。
    今後ともご指導宜しくお願いします!

  • senri より:

    asukaさん、こんばんは。
    日々進歩ですね。
    ますます成長されるasukaさんを拝見できるのがうれしいです。

  • c.t.n より:

    吉尾先生 こんにちは。 お疲れ様です。
    asukaさん、先日は貴重な講演ありがとうございました。
    初めての試み、相当な努力をされたと思います。
    rehabilitatoinとはラテン語のre-habilisが語源とされており、再び適した状態になること、本来あるべき状態への回復を意味するもの。と仰っていたのを覚えています。深く頷いてしまいました。そしてリハビリテーションは活動の医学であるということばも素敵だなと感じ、一緒に考えていけたらいいなと思いました。
    長下肢装具とセイフティサスペンションの組み合わせによる歩行練習は勉強になりました。その方の役割を考慮し自立歩行を目指して取り組み、歩いて自宅復帰できたことはセラピストとしても嬉しいですよね。
    私も似たような方を担当していることもあり、感化される内容でした。今後に繋げていきたいと思います。
    名古屋、ありがとうございました。お疲れ様でした。

  • asuka より:

    吉尾先生
    おはようございます。
    チャレンジする機会を頂いたことで、自分の考えが少しずつまとまってきた気がします。
    脳のシステムを取り入れた考え方が不十分であるとも感じていますので、
    その辺りを強化していきたいと思います。
    次回先生の前でお話しする時には成長した姿を見せられたら幸いです(^^)
    aisakuさん
    研修会ではaisakuさんの人柄の現れるような暖かい雰囲気でしたので、
    私もすごく話しやすかったです。
    ありがとうございました。

  • senri より:

    aisakuさん、おはようございます。
    このところ歩行に関する研修会に続けて参加しているのですが、原因を見ずして現象に対処する姿はいずれも共通しています。原因をしっかり見極めていくことはとても重要なことだと思います。
    先は長いですが、より良い運動学習を得て、その人の活動に活かせる歩行にしていくために、脳のこと、しっかり見ていきたいと考えています。
    とても良い機会をいただき、ありがとうございました。

  • senri より:

    asukaさん、おはようございます。
    初めての2時間セミナーを経験されたということでしたが、拝見していて凄い能力の方だと思いました。
    私の話はあっちに行き、こっちに戻り、いや戻ることができればよいのですが、さらに向こうに行き、戻ってくるのに時間がかかって、なんてこともしばしばですから。
    そのあり様は学ばないといけないと思いました。
    チャレンジできてよかったですね。

  • aisaku より:

    asukaさん、遠路はるばる宇佐までありがとうございました。
    お陰様を持って、非常に充実した会になりましたね。
    脳のシステムと現象を照合する作業を進めていき、仮説を検証し原因を突き止めていくことをさらに進めていかないといけませんね。
    総合討論も楽しく運営できました。
    改めて御礼申し上げます。

  • asuka より:

    こんにちは.
    aisakuさんのご提案でUSAでは楽しい一時を過ごすことができました.
    また,吉尾先生と一緒ということもあり,安心した気持ちで臨むことができました.
    ありがとうございます.
    講演では興味深そうに聞いてくれる人も多く,とても話しやすい雰囲気でした.
    また,唐揚げも見た目は普通でも,食べたら今までの唐揚げとは全く違って,
    ジューシーで味わい深く驚きました.
    何でも見た目で判断して難しそうだからと敬遠せずに,
    チャレンジ精神で味わってみることが重要ですね!
    私にとってとても良い経験となりました.
    心から感謝申し上げます.

  • senri より:

    c.t.nさん、こんばんは。
    aisakuさんに怒られちゃいましたね。
    私もそう思います。該当する箇所は削除しておきました。
    以後、ご注意ください。
    なお、歩行については近々、このブログで少し報告いたします。

  • senri より:

    Akihoさん、こんばんは。
    コメントいただき、ありがとうございました。
    最前列で講師に最も近い席で聞いていただき、とても印象的でした。
    必死てついていこうとしているAkihoさんを観察してましたから、コメントに書いていらっしゃるような状況もまた理解できていましたよ。大丈夫。その気持ちを忘れずに取り組んでいく人だと私は信じていますから。
    壁を乗り越えることが厳しいとき、いつでも「Help me.」を流してください。ご遠慮なさらずに。
    きっとまた生き生きとしたAkihoさんの目に触れることができることを楽しみにしています。

  • aisaku より:

    c.t.nさん
    このブログは多くの方が読まれています。投稿されたコメントの中に不適切な表現がありました。
    発信する際には状況を察し、適切な表現を使用されて参加されるほうが、ここに集う方々が気持ちよく利用できるのではないでしょうか?

  • c.t.n より:

    吉尾先生 こんばんは。
    サテライトカンファレンスでも歩行というテーマでしたね。
    keynote lecture、症例提示、問題提示とディスカッションなど盛り沢山でした。
    ガイドラインや機器・器具について、色々なことばが並んでました。
    ディスカッションは活発に行われており、特に急性期において何を重視して行うか、回復を見据えるには何が必要かという話もでました。回復については画像所見など客観的データ以外でどう考えるか、それはセラピストの勘に頼ることもあるとはおもいますが、どのようなものなのかということもあげられていました。共通なことは、実用性を考慮しながら可能性を最大限に引き出すことであり追求していくことだということでした。しかし残念なことに、・・・の様な方もいました。
    歩行というテーマでpassenger unitについても説明がありました。骨盤・下肢機能が必要だと実感しました。しかしながら体幹機能を考える時、上肢機能も必要だと思います。肩とりわけ肩甲帯の機能は重要ですし、歩行や歩容に大きく影響を与えます。
    2動作3動作という歩行パターンを考える時、歩いて行くという活動での歩行パフォーマンス能力を捉える際にも必要となる機能だと考えます。長下肢装具を利用したセイフティサスペンションでの歩行は目を見張るものがありました。

    「仕事は人間に必要だ。だから人は目覚まし時計を発明した。」
    この様なことばがあります。
    「仕事は人間に必要だ。だから長下肢装具を発明した。」
    そう、だから早期から長下肢装具を使用するのです。

  • Akiho より:

    吉尾先生、先日はお疲れ様でした!
    USAでの日本語の勉強会、日本語なのに私の頭は途中からフリーズしました(T_T)、小脳のシステムは細くて難しかったです。でも、知っておかないと患者さんに提供できる事が限られる事や、患者さんはセラピストを選ぶ事も出来ないので、現象だけではなく、その根底にあるものを突き詰めて行こうと思います!
    今度先生に会える時までにまた成長したと言ってもらえるように努力していきます!小脳の事だけではなく、セラピストとして大切な事も教えて頂き、とても充実した時間を過ごせました!本当にありがとうございました。

  • senri より:

    c.t.nさん、こんばんは。
    宇佐はうさんくさくないですし、憂さ晴らしにはもってこいの街ですし、なかなかいいですよ。
    ちょっと足を延ばしてドライブなさってみては??
    サテライトカンファレンスではご挨拶できないままでした。失礼いたしました。

  • senri より:

    aisakuさん、こんばんは。
    先日はたくさんたくさんお気遣いいただいたおかげで、USAを満喫できました。
    とても楽しかったです。
    そして今回の交流で私たちが求めていくべきことも改めて認識できたと思いますし、真摯に臨床に取り組んでいきたいと思います。お互いにこれからも、意味のある、しっかりしたメッセージを発していきましょう。
    私もさらに脳について、臨床に活かせるようなまとめ方を心がけていきます。

  • c.t.n より:

    吉尾先生 こんばんは。
    サテライトカンファレンス、お疲れ様でした。
    名古屋、楽しく過ごさせていただきました。
    2月初旬は宇佐でのセミナーだったのですね。
    唐揚げいいですね。胸焼け、大丈夫ですか?

  • aisaku より:

    先日は遠路はるばるUSAまでお越しいただきありがとうございました。
    パスポートがいらないよう手配しておりましたので、空港もスムーズに通過できたのではないでしょうか?
    今回の内容は今までの研修ではあまり触れられていないテーマでもあったので、何回も復習しながら臨床と照合してしっかりと身につけていこうと思います。
    動作分析をする前に、脳のシステムから患者さんの身体に何が起きているのかを把握して、今後臨床活動を進めていこうと思います。
    このたびは本当にありがとうございました。

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