ハナミズキ
空を押し上げて手を伸ばす君・・・百年続きますように。大好きな一青窈の歌「ハナミズキ」です。
ハナミズキの花言葉は「私の想いを受けてください」です。1912年に東京からワシントンD.C.に桜が贈られた返礼として1915年に贈られたのが日本最初のハナミズキなのだそうです。写真は赤いハナミズキですが、赤いのは花ではなく総苞、つまり花びらを支えている外側の部分で、その中央に小さい花がたくさん集まっています。近くに寄って、よーく見てみてください。感動しますから。花が終わるとその小さな花1つずつが空に向かって実になるのです。
昨夜、今年度採用者の歓迎会がありました。115名の参加者で、職種の垣根を越えてとても賑わいました。全体の雰囲気はいいなあと感じました。病院の建物がハナミズキの総苞で、とても綺麗に見えています。ひとりひとりはその中の小さな花に相当します。それらの花は果たして実を結ぶのでしょうか?もちろん結んで欲しいと願い、そのための援助も教育も惜しまないつもりです。
でも最近、ちょっと不安に思っています。ハナミズキの枝が花を空に向かって押し上げきれていないと。それは枝自身の問題か、幹や根の問題なのか、吸い上げる水や栄養がよくないのか、吟味しなければなりません。危機管理能力の向上に伴い、綺麗な花を百年続けて見られるように、システムを見直してみる必要を感じています。
コメント (5)
再びご返答ありがとうございます。
>患者さんやご家族がその評価の対象になるわけです。主観的評価が柱になってその人生に影響を与えてはいけないでしょう?
その通りだと感じました。
北海道の地を早めに踏み入れたいと思います。また、自分よがりの価値観にならないよう、様々な人の声に耳を傾けて参りたいと思います。
おはようございます、asukaさん。
他者を評価するとき、相当な努力をしても主観的側面をなくすことは困難です。
結局は自分自身が評価基準になりますから、できるだけ多角的に判断できるようにしたいものです。そのために、いろんなことに触れて知ることが必要でしょうし、他者を通じて自己分析を心がけることも大切なことですね。
熊本生まれの私が長年関西を中心に生活した後、北海道に生活の場を移す際、一番不安であったのが寒さでした。きっと適応できないだろう、冬は家に閉じこもってしまうだろうと。
それが今では冬の寒さが好きになってしまうわけですから、自分自身の価値観が評価基準になることは余程注意しないといけないと思います。
リンゴで例えたスタッフもさることながら、患者さんやご家族がその評価の対象になるわけです。主観的評価が柱になってその人生に影響を与えてはいけないでしょう?
そういう意味でも、お早めに北海道に足を踏み入れてみてください。
こちらこそ、ご返答ありがとうございます。
北海道の自然は雄大で自分の心も洗われそうですね。
私はまだ北海道の地を踏んだ事がないので、一度は訪れてみたい土地であります。
剪定には思い切りの良さが必要なのですね。
私自身も将来どう育つか瞬時に判断し、剪定するのはまだまだ学ばねばなりません。
それが分かるためにも私自身がもっと育たなければなりませんし、自分がどう育ってきたのかをたどる必要もあるような気がします。
全国各地の樹に密の詰まった大きなリンゴが実るのを心よりお祈り申し上げます。それとともに、自分自身が大きなリンゴになれるように、根っこから栄養をどんどん吸収して参ります。
またまた長々と失礼しました。
asukaさん、こんばんは。
しばらく北海道の自然に触れておりまして、ブログも覗かずにいました。
コメント、ありがとうございます。asukaさんがおっしゃるように個々人によって違いますから、対応も難しいですね。でも、ある程度の品質は保障しないといけませんし・・・。
私は家の庭でリンゴを育てています。来年、再来年に美味しいリンゴをならすために、要らない枝を思い切って剪定しなければなりません。また、折角ピンポン球くらいに育った実を摘果しなければなりません。私はその思い切りが悪いので、いつもたわわにリンゴがなり、小さなリンゴになってしまうのです。剪定すべき枝の選択について、もう少し学ぶことも必要なようです。
いかにして大きなリンゴを育てるか、今年の課題にしたいと思います。
初めてコメントさせて頂きます。
以前私のブログへの訪問ありがとうございました。peace makerことasukaです。
ハナミズキにそのような素敵な花言葉があったのですね!今度近くでじっくり味わってみます。
ハナミズキの枝が花を空に向かって押し上げきれないときというのは、枝を伝ってではなく、外から栄養をふりかけようとしていないか?ということも時には立ち止まり考えることも必要かと感じました。
また、一つの枝だけみては成長が感じられない時もありますが、その木全体としてはより栄養のいきやすい、成長しやすい枝により多くの栄養を与え、全体として成長しようとするとも感じます。
教育も全体を育てようとすると、一人一人を大切に援助をすることも大切ですが、その一人一人の能力に合わせて援助の度合い、力の入れ方を変化させる必要があると思います。
私も教育に関してあれこれ思い煩うことがありますが、結局その人が成長するかどうかはその人次第ですので、周りの人はその成長を援助もしますが、温かく見守ることも大切だと感じております。
だからといって、見守ってばかりでも成長のスピードは遅くなりますし、誤った方向へ進む可能性がありますので、先生のおっしゃる通りときにはシステムを見直すことも必要ですね。
自然は多くの事を私たちに語りかけ、教えてくれます。
様々な事を考えるきっかけを与えてくださりありがとうございました。
そのように考えておられる先生がいらっしゃる病院の職員は幸せですね。