GReeeeN

2010目に青葉目に青葉 山ほととぎす 初鰹(目には青葉 山郭公 初松魚)。江戸時代、山口素堂の俳句です。括弧の中が本当の句ですが、「郭公」は今はカッコウ、江戸ではホトトギスだったそうです。字余りも含めて、現代風にremakeされたものです。
新緑がきれいですね。私は緑が大好きで、私のシンボルカラーです。緑は目によいと言われますが、医学的根拠はないそうです。でも、私は木々の緑を見ていますと、目も心も落ち着きます。
緑は英語でgreen。新鮮、若い、未完成、成長、安全、合格等の意味を含むそうです。日本では緑と青が同義的に用いられることがあり、若くて未成熟な人を「青二才」と言ったりします。逆の見方をすると、未完成故にこれからの成長に期待できることもあります。成長していく先は未知の世界です。
「安全」というイメージで用いられているのが非常口の緑の誘導灯です。また、日本では「非常口」と言いますが、中国では「安全出口」と言います。正にイメージ通りです。ちなみにアメリカでは赤で「EXIT」、緊急性を表す赤で出口と書いてあることが多いようです。飛行機の中もそれに倣っているみたいですね。
GReeeeNのSOHさんが今春の歯科医師国家試験で合格され、4名全員が歯科医師のグループになりました。「e」が4つあるのはメンバー数、greenの持つ上記の意味をイメージしつつ、「e」を「イー」と発音したときのスマイルを届けられるような存在でいたいということだそうです。
千里リハビリテーション病院のスタッフ達も、このGReeeeNの想いを受け止めて精進して欲しいと思っています。そのようなことを考えながら、GReeeeNの「キセキ」を何度も何度も聴いて通勤しています。

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