百日紅
百日紅です。「サルスベリ」と読みます。「ヒャクジツコウ」と読んでも間違いではありません。7月から9月にかけて咲く花期の長い落葉樹です。紅系の花以外にも淡紫や白色もあります。白色の花では百日白と書いて「ヒャクジツハク」とも言いますが、やはり「サルスベリ」と読みます。幹の肥大成長に伴って古い樹皮のコルク層が剥がれ落ち、ツルツルした樹皮が表面に表れてきます。猿が登ろうとしても滑ってしまうのでしょうね。
ツルツルした幹に紅い花を誇らしげに咲かせているサルスベリは真夏の象徴です。記録的猛暑の大阪では昨年よりもたくさんの花を咲かせていますが、寒い北海道には向かないのです。確かに札幌の住宅街を散策しても百日紅はありません。しかし、今年の札幌は真夏日が60年ぶりくらいに20回を数えたそうで、幹が風邪をひきそうな冬さえなければ百日紅がとても似合う夏でした。
百日紅の花言葉は敬愛、不用意、雄弁。花言葉は見事なまでに花の特徴を捉えていると思います。私たちは患者さんおひとりおひとりをしっかりと受け止めることができているでしょうか。にもかかわらず、不用意なことばを発したり、準備不足のまま接していないでしょうか。百日紅のような木であってもきちんと登れるように、日々精進しなければなりません。
コメント (7)
今晩は☆
有難いお言葉、感謝致します♪
それだけで、頑張ろうという気力が倍増です^^
そうですね、環境は大事ですよね!あと、メンターもですね。
メンターがいてくると、たったそれだけで結果も随分変わりますね。
一人ひとりがレベルアップし、更に良い環境になると良いですね。
「ありがとう」という曲探してみます。
色々教えて頂き、ありがとうございます^^
yunさんのその笑顔はしっかりとことばを後押ししますし、ことばの前にその笑顔は既に相手に影響を与えています。ことば以上に心を伝えるかもしれません。
相手が理解しているか確認作業することも大切です。病院でもよくありますね、「あの時、ちゃんと言ったじゃないですか」という発言が。でも相手にはほとんど理解されていなかった、という事実が。
環境も大切ですね。よく言う「ムード」ですか。今、そんなことを言われても全然響かないし、というところで言ってしまうKYさん。
ところで、最近、通勤の車の中でいきものがかりの「ありがとう」という曲をリピートして聴いています。もう200回くらいは聴きましたよ。「ありがとう」、いいですねえ。
senriさま
お忙しい中返信頂き、有り難うございます。
それでは、心はいかにすれば伝わるのでしょう?その人・空気を
「感じる」ことでしょうか?言葉って、実は心は伝わっていない
のですか?いろいろな手続きとは、どのようなことでしょうか?
準備するということですか?
私の知識では理解できず、質問ばかりですみません。
言葉は武器にも凶器にもなると、言います。
そんな言葉を使わずに、喜ばれる言葉を沢山使いたいです。
だから簡単に言える「ありがとう」って、いいですね^^
はい、そのお気持ちが嬉しいです♪有り難うございます。
yunさん、こんばんは。
しばらくセミナーに出かけておりましたので、今、メッセージを拝見しました。
深いことばも相手が分からなければ何の意味もありませんしね。
私が小さかった頃、「人のふり見て・・・」ということわざを漢字に直すとき、
「人の不利みて・・・」なんて思ったりしたことがあったのを思い出して、つい笑ってしまいました。
ことばには自分の気持ちを託して相手に伝えるのですが、実は相手に伝わるのは気持ちや心ではなく、単なる「音」や「文字」でしかない、ということを認識しておかないといけませんよね。
その音をより有効なものにするために、いろいろな手続きが必要、ということですね。
yunさんのお気持ちは私に伝わっていそうですか?
senriさま、今晩は☆
返信有り難うございます。
はい、言葉は大切だと思います。日々悪戦苦闘しております。
「伝える」のと「伝わる」のとは違うので、難しいです。
言葉足らずであったり、感情が先走ってしまったり…。
思わぬ発言をしてしまい、後悔することもあります。
なので、日々気付きと学びと反省の毎日です。
「君子は矜にして争わず」「人の振り見て我が振り直せ」
言葉って、深いですね。
有り難うございました。
yunさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
今年のような暑い夏には百日紅がよく似合っていますね。
昨年の花は今年ほどは多くなかったと思います。
もしかしたらいわゆる裏年というのがあるのかもしれません。
来年が楽しみになってきました。
yunさんはとてもことばを大切にされていますね。
先日のコメントにありました「心あわせ」ということばもそうです。
それぞれが主体的存在になることがより良い影響因子になれるのではないかと
私は思っています。
今晩は☆
お邪魔します、yunです。
百日紅、良く見かけますね。確か中国の樹ですよね?
花言葉、私達の職業にもピッタリ当てはまるんですね、
また勉強になりました!
吉尾先生のおっしゃる「受け止める」って、とても
深いな~と思います。「受け入れる」とは、意味が
違いますもんね。
冷静に、きちんんと患者様を受け止めることができる
看護師でありたいです。
どうも有り難うございました^^