道を照らす
9月21日朝6時過ぎ、福井から大阪行きのサンダーバードに乗っています。9月3連休の2本目ということで満席です。
先週の3連休は台風18号の影響で列島は麻痺状態でしたが、この連休は行楽日和に恵まれました。お隣B席の女性は大きなスーツケースを持って、グループで博多にお出かけのようです。席に着こうとすると、「あっ、A席ですか?」と。何も考えることもなく「はい」と答えると、「えー、と言って欲しかったなあ」と、見知らぬ方に早朝から一発やられちゃいました。これは微笑み返ししかありません。
それにしても賑やかなグループです。チューハイを飲みながら、話が止まりません。何歳になっても楽しく語れる仲間がいるということは素晴らしいことですね。
ここまで書いて、睡魔に身を任せてしまいました。続きは夕方6時過ぎ、大阪空港で書いています。
久しぶりに一昨日は徹夜になってしまいました。いろんなことが重なると、どうしてもその日にやり終えないといけないものは優先されますから、徹夜もやむを得ないのですが、もう少しうまく処理できないものかと思いつつこの歳になってしまいました。そんな私につける薬はないのかもしれません。
6時数分前に病院を出たと記憶していますが、ご覧ください、この朝陽。病院を出てすぐの並木道ですが、その隙間から見事な朝陽を観ることができました。前夜は中秋の名月を拝み、朝にはこのような素晴らしい自然の芸術を鑑賞することができました。月は観るまで数時間待ってくれましたが、この朝陽だけは1分弱の勝負です。
この陽光を見て、何を感じるか。この自然の現象をこの場所で、正にこの時に見たのは私だけかもしれません。一期一会ということでしょうか。陽光は道をしっかりと照らし、自身の道を極めなさい、と言ってくれているように思えます。
自分自身の道。普段から言語化しておかないと、漠然と生きてしまいそうです。
コメント (6)
asukaさん、おはようございます。
いつもコメントいただき、ありがとうございます。
感じても、思っても、行動しなければ、考えていないのと同じだと言われます。
日常的に誰もが感じることができるかもしれないある場面の事象も、
多くは見過ごしてしまうのかもしれませんね。
私も幸之助さんのメッセージから学ぶことが多いので、ときどき目に留めるようにしています。
maimaiさん、おはようございます。
朝陽に向かって突き進んでいく姿を想像するだけで力がみなぎってきます。
人の感性や行動って、面白いですね。
写真のこと、お褒めいただき、ありがとうございます。
まさに一期一会の世界で、光の織りなすこの色合いは数秒として待ってくれなかったことでしょう。
写真家を目指すべきか・・・。
aisakuさん、おはようございます。
しばらくバタバタしていまして、レスポンスできず、失礼いたしました。
その光景をそのまま見過ごすのか、何かを感じて行動を起こすのか、この差は大きいと思います。
臨床家立ちを見ていますと、その差を感じることがよくあります。
たとえば、廊下に落ちているごみを拾うか、そのままパスしていくか、ということも同じでしょう。
感性の違いは大きいと思いますが、ある程度は磨くこともできそうです。
こんにちは。
素敵なお写真ですね。
確かにその時、その場所、その陽光を見たのは先生だけかもしれません。
でも毎日様々な場所で日は昇ります。
最適なタイミングでその人がそれに気づき、行動するかどうかですね。
私の好きな言葉の一つに「自分には自分に与えられた道がある・・・」から始まる
松下幸之助さんの随筆『道』があります。
言語化により他者と共有でき、自分の道の参考になります。
やはり要は具現化することでしょうか。
こんにちわ、先生。
先生のお写真は、実物を拝見していなくても素晴らしいものがあります。
私も早起きをして、朝焼けをみてみよう!
こんな陽光に背中を押されるより、私はそれに向かって歩いて行くような人生でありたいです。
でも、気を付けないと、おかしくなって自宅マンションのベランダから、落ちてしまうかも…
そうならぬよう、地に足はつけて、歩いていくようにします!
aisakuさん同様、素敵なお写真、ありがとうございました。
おはようございます。そしてお久しぶりです。
朝から素敵な写真ありがとうございました。朝日を見るという行為だけを考えれば日常的に見ることもできるのでしょうが、ハッと気づくということが私たちの臨床とリンクするなって感じました。いつもこんな感じで気持ちを高ぶる経験をしないといけないし、患者さまにも1回の臨床の関わりを通じて感動を提供できるように自分を高めなければ…
それにしても徹夜があったとは本当にお疲れ様です。最近は寒暖も日増しに増していますので、お体には十分気を付けてくださいね。