さくらんぼ
山形に行ってきました。
この季節は何といってもさくらんぼ。山形空港はさくらんぼの里・東根にありますから、さくらんぼ農園のど真ん中に着陸するような感じでした。
山形空港に着いてすぐ将棋の駒で有名な天童のさくらんぼ農園に。食べました、食べました。
いただいたのは佐藤錦とナポレオン。どれもとても甘くて、最高でした。写真は佐藤錦ですが、見ているとたまらないでしょう?
佐藤錦は品種を作った佐藤栄助氏にちなんで命名されたものだそうですが、既に100年が経過する寿命の長いダントツの人気を誇っています。それだけバランスの取れたさくらんぼだと言うことでしょう。値段では佐藤錦を上回る南陽などありますが、全国の市場に出回る量は圧倒的に佐藤錦が多いようです。
以前、札幌で佐藤錦とナポレオンを植えていたことがあります。植えて3年くらいから実をつけ始めましたが、年々多くなるようになりました。でも雨が降るとすぐ割れてしまうのです。だから雨に打たれないように、桜桃の上にビニールの屋根を設置するのです。あっ、桜桃というのはさくらんぼの木のことです。私はそこまでしていませんでしたから、口に入るのはほんのわずかでした。ナポレオンは終盤近くまで黄色のままで、とても酸っぱいさくらんぼだという記憶しかなかったのですが、それは誤りでした。要するに、雨に打たれずにじっくり育てると、果実は赤みを帯びてきて、とても甘いさくらんぼになるのです。初めての体験でした。体験してはじめて分かる。相田みつをさんがよく言ったことばのひとつでした。
山形の皆さんと熱く語った後、トコトコと普通列車で庄内平野の酒田へ。酒田医療センターにお邪魔しました。院長自ら、しかもモデルにもなって参加された院内研修会はとても楽しいものになったと思います。医師、看護師、介護士、セラピスト、事務職の方々と、多職種が対象のセミナーでしたが、皆さんの明るい顔がとても印象的でした。
庄内平野も初めての体験でした。酒田は北前船の寄港地で、京都の味を思わせる料理や酒田舞娘の芸もあり、文化交流の歴史を見ることができました。
そのひとつ。この米の倉庫は日本海に注ぐ最上川につながる水路に面して作られたものです。米という言葉を聞かなければ、どこかヨーロッパにでもいるような光景でした。銀座に本店がある囲炉裏料理の大松屋の支店が、クマ出没注意という酒田の山の中にあるという事実も驚きでした。
今回は知らないことを知らされた、多くの知識を得る旅になりました。
コメント (17)
c.t.nさん、こんばんは。
ここに示されたような穏やかな目で患者さんをみていけるととてもよいのではないかと思いました。
穏やかに、穏やかに、包み込むように。
細部ばかり見ているということは包み込めませんからね。
穏やかに、包み込むように。
ひとつひとつの事例をきちんとまとめていく作業を繰り返すことによって、全体が見えてくるかもしれません。
日常的に記録を残すことでそれは可能になります。
吉尾先生 こんばんは。
そうですね。息抜きも必要ですね。
ゲシュタルトは大切だと思います。しかしその反面、細部に注目してしまうと非常に危険で弱みのある方法みたいですね。
そこでGMという全体的判断の方法をあげられていると思います。自然な全体的な動作の流れをみることは、主観的だが共有可能な認知過程とあります。運動の量ではなく、運動の質の判断も大切なんですね。
そしてそれは特殊な分野にとどまるものではない、とも記載しています。
全体的分析から決断し、詳細分析により準定量化を図り再修正していき見直すこと。この繰り返しが必要なんですね。
この繰り返しの中でそれらの過程を、特殊な分野や概念にとらわれずに一人ひとりをみていこうと感じました。
話はそれますが、そういえば最近は動画を撮るようになりました。
歩行練習が主なのですが、動作を客観的にみれていい方法だなと思いました。
それとジャーナルで症例報告もみるようになりました。千里の方の報告もいくつか拝見させていただきました。
神経領域では特に一症例でも多く、なのかなぁとこの前の学会でも感じましたので
色々と参考にしながら、いつか私もできるようにしたいと感じました。
箕面のNさん、こんにちは。
好きこそものの上手なれ、なんて言いますしね。
それに尽きるのかもしれません。
吉尾さんこんばんは。ミドリガメ、正式にはミシシッピアカミミガメでしたね。うちの家の近くの池にもたくさんいます。イシガメにとっては厄介な存在であることは、その成長した大きさでわかります。僕が生物に詳しいのは子供のころから、生物が好きで特に哺乳類と昆虫はかなり知っていました。年と共にさっと出てこなくなりましたが、でもテレビでやっているQ様の動物問題などは、ほぼ答えれます。ただ、うちの真ん中の子にはイエ猫、家畜化されたイヌの種類など全くかないません。動物看護士ですから当たり前ですけど、それどころか同じダックスフンドでも見分けれるといいます。人間の顔は覚えれない子なんですが、SMAPぐらいは何とかわかる程度ですから、他のアイドルや俳優さんは全くわからないようです。好きなものは、覚えやすいということですね。仕事も同じで好きになるんが一番なんですよね。Nより
箕面のNさん、こんばんは。
お元気ですか?t然のまま残されているところも多いので、いいですね。
でも、外来種はいたる所に繁殖し、古来種を駆逐していきます。
ハルジオンのように可愛い草花はまだよいのですが、ミドリガメは大きくなって、どんどんイシガメにとって代わる勢いです。イシガメファンとしては辛いものがあります。
ところで、箕面のNさん、生物に詳しいですね。
c.t.nさん、こんばんは。
どんどん突っ込んできますね。たまには息抜きもしてくださいよ。
ゲシュタルトの世界は特に動作を見ようとする私たちにはとても大切なもので、その直感はすてたものではありません。そこにさらに科学性がくっつくことで、その違和感を客観的に読み取るこおとができるようになるのでしょう。
吉尾さんおはようございます。うちにも桜の木が1本あり、毎年サクランボできるのですが、自然に任せてあるので、僕たちの口に入らず、山からやってきた小鳥がいつの間にか食べてしまっています。一度は食べてみたいと思いますが、しばらくは自然のままに任しておこうと思います。箕面は自然が豊かなところですが、最近外来種の問題で少し困っております。アライグマ、ヌートリアなどです。幸いオオサンショウウオは純潔で中国産は見つかっておりません。クマはいませんがイノシシ、シカ、オオルリやキビタキ、カワセミ、メジロ、サンコウチョウなどときどき見れて楽しいです。理学療法については自分なりに臨床では困りませんが、学問的にはまだまだです。一生かかっても難しいかな。いろんな文献を読み、少しでも自分のやっていることが科学的であるよう頑張りたいと思います。今は発表されてる理学療法関係の論文だけでなく医学全般の新しい論文にも注目しています。たとえば、時計遺伝子、時間によって患者さんにより良い効果が得られるのかどうかこれからの課題かもしれません。Nより
吉尾先生 こんばんは。
なるべく読み取れるように 文章を眺めてます。
動作分析能力向上について、Gestali視知覚による直感的動作分析の発達をあげています。
最優先課題として、自分はどのような「図ー地識別」をもっているのかを意識することから、Gestalt視知覚の発達は始まる。それからどのように洗練していくのかを全身運動 (GM ; general movement)の評価で表しています。
その内容と臨床における分析・評価はとてもこと細かに書かれています。私にとって難しいことばも多いのですが、わかりやすくイメージしやすいです。そして最後に書かれていることは、分析とserendipityとparadigmの移行です。
付随して、吉尾先生の認知過程の障害ついて書かれている文章も読んでみました。
同様に、臨床で起こっていることをこと細かに、わかりやすく表現されています。あっ、もうひとつのキーワード思いだしました。
再現性です。共通して感じたことは、文章にストーリー性がありとても科学的に分析・再現していることです。
このことは、理学療法士に限らず共通することだとも思いました。
私も今日の臨床で起こったことを少し真似をして文章にしてみました。とても大変な作業でした。
真似ができているとはとても言い難いのですが、affordanceを見つけるには大切な過程なんだと実感しました。
c.t.nさん、おはようございます。
いつもコメントをいただき、恐縮です。
おっしゃるように、確かに??が散見されます。
まあ、それなりに理解はできますよ。
今川忠男氏の文章はしっかり読み取ってください。
aisakuさん、おはようございます。
写真をほめていただき、ありがとうございます。
稲盛氏のお話は私も伺いたかったのですが、残念でした。
でも、いろいろ知ることができた山形でしたから、とてもよい旅でした。
先生、見直したら私の文章がイマイチまとまってないです。
吉尾先生 こんばんは。
はい、今みると水面にもみえます。ん〜っと、マングローブみたいです。
癒されますね、いいショットです。
そうですね、吉尾先生のメッセージは一番初めにでてきました。
臨床・現場においてspecuratoinで行われていることが多い、脳損傷・神経領域においては特にそうである。
そして学問に至ってない。reasoning をしっかり行うこと。
もうひとつ キーワードがあったのですが、、、 再度見直します。
今日は文献をいくつか見ました。その中に、今川忠男先生が書かれたのをみつけました。
内容は、臨床意志決定能力の向上を目指して、です。
5つの項目とGestalt視知覚について載っています。5つの項目の最後には、こう記載してあります。
「自分の理学療法を系統的に偏りのない態度で批判的に自己監視すること」
吉尾先生が書かれたのもみつけました。その内容は、、 ここでは述べれません。
しかし、今日は美味しい収穫ができたと思います。
米の倉庫の写真に光と影のコントラストが素敵ですね。
木漏れ日から感じる光と米の倉庫の影のコントラストが、奥まで続く脇道を際立たせていますね。
これがこの業界の道になると信じていきたいです。
医療マネジメント学術総会で行われた京セラ会長の稲盛さんの講演の中にも理学療法士の名前が出てきました。
これまでの理学療法士の辿った軌跡が認められたのかなと感じました。
c.t.nさん、おはようございます。
山形の写真、いい感じでしょう? 私のガラケーのカメラ機能と私のスキルが生み出したショットです。
なんて大げさなものではございませんが、目の保養になりました。
研修会で私の名前が出てきましたか。
さてさて、どのような場面での引用だったのでしょう?
aisakuさん、おはようございます。
今回の大阪でのチャレンジ、有益だったようですね。この体験がこれからに活かされることを期待しています。
山形の旅では友人たちとの交流もあり、なかなか充実したひとときでした。特に初めての体験、知識としてなかったことの体験は私にとって貴重で、考えさせられることも多かったです。
これまで地域的に訪問する機会も少なかったのですが、知ることによって近さを感じるようになりましたから、私の行動パターンにも変化が起こりそうな予感が・・・。
そのような旅でした。
吉尾先生 こんばんは。
さくらんぼ、リンリンと美味しそうですね。名前の由来からもそう感じられます。
今日は研修会参加してきました。
動作の捉え方だけではなく、評価尺度の捉え方まで内容が豊富でした。様々な方のメッセージも含まっており、とてもわかりやすかったです。あ、吉尾先生のメッセージもありました。
明日、試してみたいことや確認したいことがでてきました。
先生のトコトコ旅、いいですね。
隙間からの太陽が綺麗でとても素敵な緑の街並み、私には澄んでみえます。
山形でのセミナーお疲れ様でした。
先生も遠路の移動大変お疲れ様です。
私は大阪を満喫して、大分に戻ってきました。
何事も体験してみるって大事ですよね。何か自分の都合で体験から逃げている人も良く見かけます。
私もこの数年、いろんな経験をさせていただいています。ポイントポイントでしっかり振りかえり、通ってきた道を形にしないと思います。
asukaさんとも色々と意見交換させてもらいました。2月のコラボのからあげセミナー、ますます楽しくなりそうです。