人間の適応性

2010_0124沖縄00681月17日には-5度の札幌でスキーを楽しんだばかりですが、講演のために23日から沖縄に行ってきました。初日は曇りで最高気温が17度。現地の方は少し寒い、とおっしゃって、ファーの付いたコートを身につけていらっしゃいました。もちろん、私はコートなしです。24日は日曜日、晴天で20度くらいまで上がって、とても気持ちのいいドライブ日和。当院のスタッフの平井君に運転してもらって、首里、美ら海水族館、古宇利島、辺戸岬を巡ってきました。

本部では八重岳の桜が四分咲きくらい、ブーゲンビリアやハイビスカスの赤色が1週間前の白銀の世界とあまりにも対照的で、美ら海水族館からみる海の景色はまるで初夏のように感じました。世界の中では狭そうですが、やはり日本も広いなあと思います。また、20~30度の温度差の中で生きる人間の適応性に感心した次第です。これだけの気温差があってもその土地に住み着いていれば問題はありませんが、旅する身ではその環境への順応性が問われます。

患者さんが長く病院に入院されていると、慣れ親しんでいた自宅でさえも心身ともに適応できなくなってしまうことがときどき見かけられます。入院されたその日からそのことを意識しながら関わっていくことが大切だと思います。

今回の温度差に私の身体はうまく順応できなかったのかもしれません。昨夜からちょっと喉が痛くなってきました。

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