こっこ

森下cimg0324「こっこ」というお菓子をご存じですか?

生まれて57年間見たこともないこっこに、わずか数日の間で2度の出会いがありました。代表格の黄色い「こっこ」と「玉露あずきこっこ」です。全国いろんな地方を訪ねていますが、なんとこのこっこというお菓子は全く知りませんでした。新鮮な卵と南アルプスの伏流水を使ったこだわりの蒸しケーキ。富士山・静岡銘菓で、初代の誕生は20年前になるそうです。

黄色いこっこは浜松の友人、森下君が病院見学の折にお土産に持ってきてくれました。写真のようにとても笑顔の優しい彼とは札幌で4年間ともに過ごしました。

玉露あずきこっこは三島で開催された回復期リハビリテーション連絡協議会研究大会に参加し、相当盛り上がってひとときを楽しんだ静岡の清水さん、小原さんたちにお土産としていただきました。冷やして食べると中のクリームがまたうまい。静岡は安倍川餅や鰻パイだけではありませんでした。

世の中には知らないことや知らないもの、考えなどたくさんありますが、未知のものに興味をもって自ら迫るか、身構えて自分を守ろうとするか、皆さんはどちらのタイプですか?

ちなみにサルのグループでは、見知らぬ物を見つけたとき、まず若いサルたちが興味深くそれに迫って行き、それを遠巻きに見ていた年輩のサルたちは安全だと分かったところでその物を奪いに行くのだそうです。でも、「こっこ」には年輩のサルでも積極的に迫りそうです。

コメント (10)

  • senri より:

    では、ぼんてん丸さんからのお誘いをお待ちしています。

  • ぼんてん丸 より:

    ありがとうございます.
    その「もしや…?」、かどうかはわかりませんが…
    また経過のご報告をさせていただきたいと思います.
    前述のとおりまだまだ手探り状態ではありますが、先生が本当に見学に来てくださるなら大歓迎です.
    ぜひぜひ!…と即答したいところですが、私のような者にそのような権限はありません.
    …が、本当にご来院いただけるならいくらでも上司に掛け合います.
    おそらくウェルカムだと思います.
    ぜひいらしてください.
    気軽にお立ち寄りになれる距離ですしね.

  • senri より:

    ぼんてん丸さん、こんばんは。
    私と一緒の時間をお過ごしになったとのこと、もしや・・・?
    BWSTTを導入されたとのこと、いいですね。
    私が新人であったころはよくトレッドミルを使っていたものですが、痙性が高まるから使ってはいけない、などということも言われ、その内に理学療法室から姿を消してしまいました。最近、またこのような形で姿を現してきました。ぜひ、その後の経過を教えてください。
    また、よろしければお邪魔させていただき、見学させてください。

  • senri より:

    なかいさん、一口香の情報、ありがとうございます。
    昨年は長崎に3度もお邪魔する機会がございましたので、いっこっこうはいただきました。
    おもしろいお菓子ですね。空洞になっていて、内壁に蜜みたいなものが塗ってありました。
    名前もおもしろい。中国から伝わったお菓子だとお店の人が教えてくれました。
    長崎は皿うどんもチャンポンも美味しいし、カステラもカラスミも他には負けませんね。
    長崎にお邪魔するとお腹が大きくなって大変ですが、また伺いたい街です。

  • ぼんてん丸 より:

    初めてコメントいたします.
    一時先生の下でお世話になったことのある不束者のPTです.
    その節は大変お世話になりました.
    先生には多くのことを教わりました.
    依然、未熟者ではありますが、当時は理解が難しかったことも、数年の経験とともに少しずつ実感として理解でき、当時の先生のお話が今の私の礎となっております.

    さて、当院では昨年末、アンウェイシステムという大変興味深いツールが導入されました.
    先輩諸氏が遠巻きに眺めてくださっているおかげで、不束な私がシステム運営のリーダーを任され、英文の先行文献に四苦八苦しながら院内プロトコルの作成等々を行い、日常臨床での試行がスタートしたところです.
    当院は回復期ですので、BWSTT単体の効果を明確にすることは容易ではありませんが、歩行速度に関しては目覚しい向上を遂げておられる患者さんが既に若干名おられます.
    まだまだ不勉強でこれからですが、脳卒中ガイドライン2008でエビデンスがBになったとは言え、この高価なツールを活かすも殺すも使う我々次第と感じております.
    患者さんにとってすばらしいアウトカムが得られるよう、積極的に迫りたいと思います.

    先生にはぜひ、若いセラピストの多い当院でもご講演をお願いしたい次第ですが…

  • なかい より:

    吉尾先生、長崎には一口香がありますよ

  • senri より:

    小原さん、こっこの情報をありがとうございました。このコメント欄にあるように、めいさんからもこっこへの興味をお伝えいただきました。少し、こっこに貢献しましたね。
    当院H君のガッツは凄いでしょう。トークも行動もとても機転が利いて積極的で、見ていてとても楽しくなります。小原さんも彼には負けないくらいでしたけどね。

  • senri より:

    めいさん、お久しぶりです。めいさんも旅がお好きでしたか。旅は正に未知の世界との遭遇ですし、そこで知り合えた人たち、食べ物、文化、風土、景色、空気、出来事などなど、それはとても魅力的な存在です。
    日々の臨床の中でも分からないこと、知らないことがしばしば目の前に現れますが、私はそれをそのまましておくことはあまり好きではありません。すぐ知るための行動に出るタイプですが、めいさんもですか?

  • 小原 より:

    先週の回復期リハビリテーション連絡協議会研究大会ではお疲れ様でした。その内容についてブログに紹介していただけて光栄です。こっこの歴史や食べ方まで紹介していただけるほど喜んでいただいて嬉しく思っています。実は、その「こっこ」には、5種類の味があるんです。先生が召し上がった定番の味の「こっこ」と「玉露あずきこっこ」に加え、イチゴのミルククリームが入った「銀のいちごこっこ」、外はホワイトチョコ、中はバナナクリームの「こっこバナナゴールド」、WEB限定となった静岡なのになぜか名古屋コーチン100%の卵を使用したちょっと贅沢な「こっこゴールド」があります。是非とも、また静岡に足を運んだ際には、召し上がってみてください!

    吉尾先生のような偉大な先生とお酒を呑むことは、私にとって未知なことでした。実際、最初は自分の中で上手くトークが弾まず身構えて自分を守ろうとしていましたが、吉尾先生に愛されている千里リハのHさんの活気あふれるトークに刺激され、自ら迫る大切さを学ばせていただきました。まだまだ、未熟者ですので何事にも遠巻きに見ようとせず自ら迫って行くように取り組んで精進したいと思います。

  • めい より:

    「こっこ」というお菓子があるのですね。私は旅行が好きで日本全国各地に行っていますが、これまでの間で見たことも、聞いたこともありませんでした。このブログを読む限りとても美味しそうですから、次の旅は「こっこ」を目的に静岡方面へでも出かけてみようと思います。
    先生のおっしゃるように、世の中には未知のものが沢山あると思いますし、恐らく私自身が知っていることよりも知らないことの方が遥かに多いと思います。私は、自分の知らない事を知る機会があれば、進んで迫って行きたいと最近は強く思う様になりました。以前の私でしたら、なかなかそうは思わなかったでしょうが・・・。自ら進んでいく事が結果として自分を守ることに繋がっていくのではないかと思ったりも致します。

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