スキージャンプ

201003大倉山バンクーバーオリンピックが終わりました。スキーのジャンプ競技ではノーマルヒル、ラージヒルともに金、銀、銅メダルは同じ選手でした。スキー板の146%ルール改正後、身長の低い日本人選手にはジャンプ競技は不利であると言われてきましたが、金メダルのアマンは身長172cm、銀メダルのマリシュは169cmで、日本の選手たちよりもむしろ低いのです。きっと何かがあるのでしょう。思い込みで答えを出さないで、頑張れ、ニッポン!
何度か大倉山にジャンプを見に行きました。凄い競技だと思います。スタートから着地まで100mほどの落差があるそうです。空中でバランスを崩して雪面に叩きつけられた選手を何度か見たことがあります。それでも飛び続ける精神力には脱帽します。
医療人としてそのような究極の努力ができているのか、改めて自分たちに問いかけてみる必要があります。私たちは対象となる患者さんやご家族の人生に相当の影響を与えていきます。根拠のない思い込みや好き嫌いでアプローチしていくことは決して許されるものではありません。

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