焼き穴子

201005森海あなご5月27~29日、岐阜市で日本理学療法学術大会が開かれました。私もシンポジウムと講演の予定がありましたので参加してきました。学術大会が分科会化していく第1回目のトライアルでしたから、運営の方々も大変なご苦労であったと思います。
大会が終わってから田村哲也君と二人で犬山城を遠目に見物して、何度か姉夫婦に連れていってもらったことのある森海(しんかい)というお寿司屋さんに行ってきました。森海さんのお寿司はどれも美味しいのですが、特に焼き穴子は格別。思い出しただけでもう・・・。
田村君は脳のシステムにこだわりながら日々努力している千里リハビリテーション病院の成長株のひとりです。脳のシステム障害を理解しながら患者さんに迫っていくことはとても大切なことです。患者さんが学習していくためにはよい学習環境や快刺激あるいは成功体験などのご褒美が必要だと思います。だから田村君にも焼き穴子をおごったというわけでもありませんが、田村君は自身の成長を自ら感じ、次のエネルギーにしているのです。

コメント (2)

  • senri より:

    Chrisさん、おはようございます。お悩みの件、よくわかりました。
    当院ではKAFO(LLB)をよく用いていますが、それは主に治療用です。
    トイレに誘導するためには最低でも大腿カフを1/3程度カットしないとズボンを下げることに支障をきたします。おっしゃるような高次機能の問題を持つ方が自己管理するということはKAFOでは難しいですね。日常はトランスファに必要ならばAFO(SLB)に短くして装着していただきます。ベッドは安楽に休むためのツールです。
    ただ、先に述べましたようにKAFOは治療用として用いますので、その点、誤解しないようにしてください。ただ歩けるのか、どのように歩くのか、やはり問題にしていかなければならないでしょう。私たちは股関節の支持性を良くすること、足関節の動きを、特に背屈をよくすることを大切にしています。そのためにKAFOを利用します。ということはステージ的に高くても足関節が動かなければ、動きを出すためにKAFOを用います。てこが足関節を動かしてくれますから。
    備品をかなりそろえていますので、それでも結構使えますが、アライメントを考えますとやはりMY装具がいいですから、作っていただくことが多いです。OTもよく用いてセラピーをします。座れない人でも立ってOTができますので。
    できましたら病院のメールでご質問いただけると、リアルに応答ができますよ。
    ご質問、ありがとうございました。

  • Chris より:

    たいへん失礼な質問を申し訳ありません。この場で言う事でないかもしれませんが、どこで聞いたらいいか分からず、・・・。シューホンでもセラピストならば歩行訓練できる(下肢のステージ2)・・・・・。①LLBを日中、付けっぱなしにする患者さんはいますか?②シューホンでもPT-OTなら歩ける患者でも病棟訓練でLLBが必要ということは考えられるのでしょうか?先生の病院などでやられていますか?自分はただでさえ人の少ない病棟でやるのはマンパワー的にも難しいと思っていますが③高次脳機能障害顕著の人ですが、LLBの自己管理はリスクが高すぎると思いますが、いかがでしょうか?④LLBを処方するタイミングについてはどうでしょうか?一度、ある患者で経験があり、失敗を恐れています。

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