人皆直行 我独横行
半年ほど前に愛知県常滑市を訪ねました。中部国際空港セントレアがあり、またとこなめ焼きの産地として有名です。常滑焼は平安時代に遡りますが、歴史を経て明治時代に入って下水用の土管が大量に生産され、さらに建築陶器としてタイルが脚光を浴びました。ちなみに、千里リハビリテーション病院の外壁も常滑で特別に焼いていただいたものなのです。
「やきもの散歩道」を歩いてきました。土管の廃品などをうまく使った散歩道は哀愁とともに歴史の変遷を感じさせ、しばし佇みたくなる道でした。写真の土管坂には土管と焼酎瓶が使われており、なかなか見応えがありました。
ところで、このような道を他の人たちと同じように真っ直ぐ歩いていくか、独りだけ横に歩いていくか、皆さんはどうありたいですか?
宝酒造の「よかいち」のテレビCMでも有名な書道家榊莫山の書は他の書家の作風とはかなり違っていました。残念ながら昨秋お亡くなりになりましたが、風貌も際だっていましたね。莫山の御祖父様から、ご自宅の襖に書いてあった「人皆直行 我独横行」についてお話があったのだそうです。それが莫山の底力になったのでしょう。私はその生き方に魅力を感じます。
コメント (3)
senriさま
こんばんは☆
いつも大切なことを教えて頂き、有難うございます。
感謝と思いやり、気配りを忘れず、チャレンジして参ります。
yunさん、おはようございます。
自己決定しながら自身の道を進んでいく。
当然ながら人間は一人で生きていくわけではありませんから、周りの方々にも配慮はしながらですが。自分を自分が信じてあげないと、ですよね。
一方で自己責任も相当求められるわけですから、かなりの努力も必要であることは言うまでもありません。
SMAPも歌っていましたね、Only One.
senriさま
今晩は、yunです。素敵な遊歩道ですね。歩いてみたいです。
「人皆直行 我独横行」私もそういう生き方は憧れます。
ついつい、周囲に歩調を合わせてしまいそうになりますが・・・。
最終的に信じれるのは自分自身ですもんね!自己の生き方に
自信をもって、歩んでいきたいと思います^^