オクラ

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久しぶりに病院のレストランでカレーライスをいただきました。オクラを添えてありました。このちょっとした心遣いが嬉しいですね。

料理は作る人の心が映し出されると思います。どんなに忙しくても、「心を亡くす」ほどの多忙な状態というのはそんなにあるわけではありません。

ある大学病院のエレベータに乗っていてドアが開いたとき、看護師が車椅子を押しながら患者さんに怒鳴って入ってきました。「私はねえ、忙しいんだから、あなたが言うことにいちいち付き合ってられないの。言いたいことがあるんだったら知事に言ってちょうだい。」

エレベーターの中にいた人たちは一瞬、固まってしまいました。

その看護師さんはどんな料理をお作りになるのでしょう??

ところでオクラの和名はアメリカネリ。日本で特に食するようになったのは昭和50年頃からですが、鹿児島などではもっと前から食べていました。そういう地域ではネリと呼んでいたようで、陸蓮根(おかれんこん)とも言います。

オクラの原産地はアフリカ北東部。英語でokraと書きます。納豆などと同じように日本特有の食べ物だと思っている人たちも多いと思いますが、カタカナでしか書きませんよ。

コメント (13)

  • asuka より:

    先生のブログを通じて勇気と希望を頂いています.
    いつも温かいお言葉をありがとうございます.

  • senri より:

    asukaさんは広く深く取り組む、ということですから、足跡はしっかり残りますね。
    陰ながら応援させていtだきます。

  • asuka より:

    はい.これからが楽しみです.
    誰かの足跡をたどるのではなく,自分の足跡を残していきたいと思います.
    間違った方向へ進まないように,周りをみながら進んでいきたいと思います.

  • senri より:

    おはようございます、asukaさん。
    広く深く、ですね。
    楽しみですねえ、これからが。
    広く深く進んで、しっかりした足跡を残して欲しいです。

  • asuka より:

    居眠りで大丈夫?笑

    私も先生のように、強みのもてる分野ができるよう、日々模索中です。
    先生のご講演や自己学習で解剖を勉強しながら、
    運動学習の観点を深め、そちらから迫れたらと感じています。

    リハビリは広い視野も必要ですが、広く浅くでは足りないので、
    広く深くを目指します。

    皆さんが自己満足のためではなく、患者様の幸せに貢献するために、
    何が必要か考えて深めていってくれたらいいですね。

  • senri より:

    asukaさんに見透かされていますね。
    大丈夫です。その前に十分居眠り?しましたから。
    ゴールを求めて私は解剖の世界から迫っていますが、
    皆さんはどうしようと思っていらっしゃるのでしょうね?

  • asuka より:

    私もその意見に賛成です.
    今の私の大きなテーマとして,動作,特に歩行分析をどうするか.
    脳卒中の歩行分析に統一した分析ポイントを打ち出せたらと思いますし,
    また個人の分析力向上を図る必要もあると感じています.

    野菜と果物の違いと同様に,こちらも考え始めたら眠れなくなります.

    先生の方がこんな時間にコメントされてて,眠れていますか??

  • senri より:

    私たちが思い込みで行っていることの代表格が動作分析かもしれません。
    私は動作分析と呼ばれる手続きは科学とは程遠いと思っています。
    根拠がほとんど示されませんし、十人が十人とも違った表現をしますし、
    よくよく聞いてみると解剖学的にはあり得ない話がポンポン出てきます。
    それらはほとんど先輩や偉い先生たちのセミナーの受け売り。
    結果、ほとんど運動療法に的確に活かされているとは言い難い状況にあります。
    いやいや、仮説証明作業という手続きをきちんとやって原因分析していますよ、
    という人たちも多いのですが、人間は自分が考えついたことを間違いである
    というような証明の仕方はしませんよね。必ず仮説は正しい、ということになります。
    その歴史を繰り返して今に至っているのです。
    変わらなければ。
    野菜と果物との違い、考えたことありますか? 深入りすると眠れなくなりますよ。

  • asuka より:

    幸いな事に食べる事が好きですので,
    毎年夏バテせずに元気に過ごしています.

    先生のおっしゃるように,
    日々の臨床のなかで学生時代に学校の先生や,
    実習先の指導者によって聞いた事がそのまま正しいと思い込んで,
    実施していることが多いようにも感じます.

    実際に,文献などで得た情報よりも,
    先輩からの指導を情報源として臨床を行う場合のが
    圧倒的に多いと何かで聞いた事があります.

    自らで日々行ってる事が本当に最善か,頭を悩ませながら臨床に当たっています.

    bitter melonということは,ゴーヤは果物??

  • senri より:

    お久しぶりです、asukaさん。
    夏バテしないように、しっかり夏を楽しんでますか?
    ゴーヤとかオクラをいただくと、ちょっと元気になったような気分になりますね。
    (焼肉もそうですけど・・・)
    特に納豆と同じで、あのねばねばした感じがそう思わせるのでしょうか。
    ところで、私たちの思い込みは怖いですね。
    イメージが定着すると、間違っているにもかかわらず、当たり前になってしいます。
    ゴーヤも沖縄地方の呼び方で、もともとの和名はツルレイシ。ニガウリでも大丈夫です。
    熊本ではニガゴリと呼んでいました。
    でも、ゴーヤの方が美味しそうに聞こえますし、市場の3割は沖縄産らしいですから、
    このイメージは定着させてもいいですね。
    ゴーヤのあの鮮やかな緑色が元気をくれます。
    ちなみに英語では bitter melon と言うそうです。

  • asuka より:

    お久しぶりです。
    オクラは納豆といっしょに日本特有の食べ物だと思っていました!!
    勝手なイメージで想像していてはだめですね(笑)

    オクラはビタミン、ミネラル、カルシウム、カリウムなどを含むため夏バテ防止に効果があるそうです。
    初夏の今だからこその気遣いですね。

  • senri より:

    koo1rowさん、こんばんは。
    心がこもった料理をいただく。やはりこれに限りますよね。
    そして料理を作っているシェフの表情を楽しむのも好きです。
    大好きな鉄板焼きのお店が本町にあるのですが、
    ご主人の雰囲気が最高ですし、奥様と醸し出す空気は味を引き立たせてくれます。
    単なるお好み焼き屋さんではないです。
    私たちの業務ではそのような環境を提供しているでしょうか?
    ただ時間が流れていくだけのような場にならないようにしないと、
    深みのないカレーになってしまいますね。

  • koo1row より:

    料理や製品も作る方の【想像力】がとても大事だなぁと思っています。
    食べる方や使う方に想いをどれだけこめることができるか。
    【想像力】は自身の心の状態に大きく左右されてしまいますので、出力のコントロールは難しいのですが、心を亡くさない様にまずは笑顔でがんばります。
    料理はさっぱりできませんが。

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