看板

開院して10年。やっと千里リハビリテーション病院の案内板が取り付けられました。
玄関まで行くと表札代わりの小さな案内板はあったのですが、敷地外からはこの建物が何なのか、全く分からない状態にありました。今回の案内も玄関横の表札と同じデザインでステンレス製のものです。目立ちませんから、気づかずに通り過ぎるかもしれませんが、それがまた千里リハビリテーション病院らしいところなのかもしれません。この亀のロゴも千里リハビリテーション病院という字体も佐藤可士和氏がデザインしたもので、私はとても気に入っています。
これまで案内板を出さなかった理由は2期工事との関係からです。この度、新しい病棟が完成し、もうしばらくすると稼働できるところまできました。2期の設計によっては外からの進入路が大きく変更される可能性を持っていたため、仮設でしのいでいたのです。

「看板を背負う」という表現があります。いかにも大きくて重たそうな看板に見えるのか、小さくて軽そうに見えるのか、ペンキ塗りたての看板に見えるのか、抽象的で何を描いてあるのかよく分からない看板なのか、それはいろいろでしょう。病院がどのようなメッセージを持っているかが重要で、背負われる価値のある組織でなければいけません。
背負う方は背負う方で相当な責任がありますから、最大限の努力が必要です。
できれば看板を背負えるような存在になりたいですね。

コメント (15)

  • haru より:

    看板設置おめでとうございます。
    背負う重みを常に感じながら行きていくことはなかなか出来ることじゃないですね。
    私も少しでも自覚を持って頑張ります。

  • senri より:

    aisakuさん、おはようございます。
    マグロ!
    私も泳ぎ続けています。
    ちなみに今日は大間のある青森まで泳いできました。

  • aisaku より:

    最後は関わった方の笑顔につながっていくことが理学療法士の使命だと感じています。
    それに向けて努力を惜しむことはできませんし、動き続けないといけないんですよね。
    色々と難しいこともありますが、マグロのように泳いでみようと思います。
    それにしても、当事者がいない間に・・・・
    物理的やら精神的やら・・・・お財布の中身は軽量級ですが。。。
    様々な角度から向かうべき方向にアプローチを続けたいと思いますし、地に足の着いた形でお話をしなければと良く思います。それが、新しいコラボレーションにつながり自身のイノベーションに発展すると感じています。
    物理的なものは次にお会いしたときに・・・

  • senri より:

    asukaさん、追い打ちをかけましたね。
    そのノリがいいです。
    この職業を通して自己実現ができるというのは、とても素晴らしいこと。
    私も同じです。

  • asuka より:

    aisakuさんありがとうございます。
    私が頑張れるのは病院の看板でも個人の看板でもなく、
    一番は理学療法士の看板があるからだと考えています。
    患者さんの幸せに貢献できるこの職業に誇りを持っていることが、
    私の背中を大きく押してくれていると感じています。
    aisakuさんのもつ重量感での一押しは力強そうですね!
    あっ、物理的に、ということではないですから。

  • senri より:

    aisakuさん、こんにちは。
    いやあ、aisakuさんも凄いですよ。
    突き進む力に重量感を感じます。
    あっ、物理的に、ということではなく、精神的にですからね。

  • aisaku より:

    吉尾先生の仰る通りに、asukaさんのコメントはとても力強さを増していますね。
    私もそのように感じていました。
    色々な局面、場面で、1人1人が最高の仕事を続けることが、この業界を大きく前に進める力になるのだなあと改めて感じています。
    私も前に進まなければ。

  • senri より:

    asukaさん、こんばんは。
    今後を拝見していくのが、とても楽しみですよ。

  • asuka より:

    吉尾先生、嬉しいお言葉をいただきありがとうございます。
    今年度に入り様々な方に声をかけていただき、忙しくなったのは嬉しい悲鳴です。
    自前の看板が患者さんの幸せに貢献し続ける存在であるために、
    道を踏み誤らないように、前進していきたいと思います。
    そして、少しでも先生のような誰からも認められる看板を背負えるように努力します。
    ありがとうございます。

  • senri より:

    チャーコさん、おはようございます。
    いつもご覧いただき、ありがとうございます。
    お使いの杖はあのときのままですか! 
    杖の先に付いているゴムはたまに交換してますか? 
    傷んでいたら滑る原因になります。そのときは相談にのりますよ。
    病院の正面にちょっと大きめのカメさんの看板ができました。
    見に来てくださいね。

  • senri より:

    asukaさん、おはようございます。
    お久しぶりです。あちこちでお名前を伺うようになりました。お忙しそうですね。
    病院の看板を背負っていらっしゃるからなのか、ご自身の取り組みが故なのか、その両者なのか、ということになりますと、asukaさんの場合はその両者であると私には見えます。
    当初は病院の中にお名前があったから声を掛けられたのでしょうけど、でも、誰でもよかったわけではないでしょう。病院をみていると、他とはちょっと違って気になる存在があったからasukaさんにお願いしてみようということになったのだろうと思います。病院の看板を背負う前に、既に自前の小さな看板を背負ってらしたのです。
    初めの頃は病院の看板は結構重たかったことだろうと思います。最近のasukaさんの活動を見ていますと、自前の看板がとても大きく鮮明なメッセージを発していますし、さらに大きくなってきている病院の看板ともつり合いが取れるようになってきているようです。
    拝見していて、とても嬉しくなります。ますますのご発展を。

  • チヤーコ より:

    こんにちは。いつもブログ読んでいます。
    千里リハビリテンション病院の看板、凄いいいですよね。私、8年前に千里リハビリテンション病院に入ったとき、カメのデザインにいい看板やなあって思いました。
    今愛用している杖は8年前から愛用しているやつですが、よく転けてしまうので気をつけています。

  • asuka より:

    こんばんは。ご無沙汰しております。
    ステンレス製でシャープな感じを残しつつ、温かみのある看板になりましたね、素敵です。
    私の所属する病院では相当大きな「看板を背負う」ことになります。
    大きな看板だからこそ病院名に個人が隠れて、
    病院に所属しているだけで自分が大きくなったと勘違いしてしまいがちです。
    だからこそ、病院に込められたメッセージを具現化できる存在になることで、
    病院名だけでなく、asukaという個人の看板も磨いていきたいと思います。
    当院の看板という重責を力に変えられるように、最大限の努力をしてまいります。

  • senri より:

    aisakuさん、こんばんは。
    コメント、ありがとうございます。
    ぜひ見学にお越しください。木造りの病棟です。
    今の課題に自身の頭を駆使してしっかりと向き合っていくことがとても大切であり、そうすることによって前が見えてきますし、道が開けてくると思います。
    いつかは実を結ぶことを信じて、目に進めていきましょう。

  • aisaku より:

    いよいよ2期工事が終わるんですね。完成して落ち着いたら、是非とも伺わせていただきたいと思っています。
    看板のシンボルマーク、フォント、レイアウト、それに載せている色々なメッセージは、まさにチームとしてのあり方を示したものですよね。それにふさわしい行動を取らなければといつも思っています。
    今を一生懸命に努力することが、これからの未来につながり、過去に報いることかなぁと。
    看板を背負う自覚を持って前に進んでいこうと思います。

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