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吉尾雅春ブログ

レンゲツツジ

所用で札幌に帰ってきました。各地で真夏日を記録する等、全国的に熱い週末でしたが、札幌では25度前後のいい天気でした。大通公園ではライラックが咲き誇っています。

2017/05/21 08:26

今朝、自宅の庭に咲いていたレンゲツツジを撮影してみました。黄色いのでキレンゲツツジとも言います。蕾が蓮華に似ていることからつけられた名前で、札幌では正に今時の主役です。花言葉は「あふれる向上心」とか「情熱」です。いい花言葉ですね。前回書いた責任を全うするためにレンゲツツジのような情熱や向上心をもった専門家にならなければ、と思います。毎年春に、このキレンゲツツジを見るたびに「向上心をもって」と心に誓うのです。人様の人生に影響を及ぼすこの仕事を誇りに思い、情熱をもって取り組んでいきたいと思っています。

このキレンゲツツジの背景にあるのは牡丹です。毎年、紫、白、黄色の花が賑やかに咲きますが、今年も30個ほどの蕾があります。今年は開花を見ることはできそうにありませんが、主役がキレンゲツツジから牡丹に変わっていくこの季節の醍醐味は楽しみのひとつでもあります。

長姉が亡くなりました。86歳でした。
私たち12人兄弟の中ではキレンゲツツジのような人でした。姉からもらった様々な力をこれからも活かしきっていきたいと思います。

責任

5月12日~14日、千葉県幕張メッセで第52回日本理学療法学術大会が開催されました。
ちょうどその期間中に、幕張メッセではEXILEとDOBERMAN INFINITYのコンサートが行われたため会場周辺は凄い人出になりました。学会参加者の黒服と、圧倒的に若い女性たちで占められたコンサート参加者たちの楽しいカラフルな服とが混在し、いつもの学術大会とは違った空気が流れた3日間でした。
そのため、ホテル確保も大変でした。幸いに2泊は会場隣接のホテルを確保できたのですが、最終日だけは電車で30分ほど離れた町のホテルになってしまいました。学術大会には全国から集まることから、after 7も楽しみですが、それぞれの宿が1時間くらいの範囲に広がっており、お店によっては宿から往復2時間という人もいたようです。

2017/05/12 23:31

宴が終わって電車で海浜幕張駅に戻ったとき、ホームは若い女性たちで溢れんばかりの状態になっていました。コンサートが終わって帰路についた人たちの大集団ということですが、ホームから階段に向かうと一人の姿も見えなくなり、そのあまりもの違いに自分の目を疑ってしまいました。さらにその先に目をやると、この光景が飛び込んできました。ホーム上での事故を防ぐために改札・入場規制されていたのです。確かに制御が困難なこのような集団では起こり得るであろう問題を回避するための規制は必要でしょう。見事な統制に感心しながら宿に戻りました。

近年、患者さんたちの活動や社会参加について積極的に進めようという動きがあります。演題の中にもそのような取り組みに関するものがありました。歩行距離をもっと伸ばすようにということですが、どうも歩くことが目的であり、歩くことの目的がありません。欲求や動機づけは人間の行動にとって極めて重要ですが、ただ歩くことだけが計画・実行されていきます。それでは患者さんたちは楽しくないでしょうし、距離も伸びないでしょう。
病院の敷地外に出ることは許されない、という話をよく耳にします。病院の外にこそ目的をもって行ってみたいと思える場所があるのに、もったいないことです。コーヒーショップやコンビニ、スーパーマーケット、神社の森も、桜の咲く大きな公園もあります。敷地外に出ることを規制されているということは、起こり得る問題を回避するため、ということになります。患者さんたちが敷地外を積極的に歩くことで得られるであろう活動や参加の向上の可能性を、それを改善していく責任を持つ病院が回避していることになります。
理学療法士が起こるであろうと思い込んでいる痙縮という問題を回避するために、例えば歩行練習を行わない、装具を用いないということが行われています。過度な筋緊張は抑制の対象であって、積極的に活動させてはいけないという考えが根強く残っています。大方の論文では否定的で、むしろ逆の論が展開されてきているのに、です。結果、患者さんたちの歩行獲得の可能性が理学療法士によって摘み取られてしまうことになります。

今回の学術大会の中で、日本神経理学療法学会が掲げたテーマは「神経理学療法領域における理学療法士の責任」でした。学会最後のまとめとして組んだ大畑氏の教育講演では、この責任について突っ込んだ言及があり、最終プログラムとして相応しいものになりました。

しばし佇む

ゴールデンウィーク後半は熊本に帰りました。4月から3回目の熊本です。

熊本空港でレンタカーを借りて、地震中心部の益城町役場周辺を訪ねてみました。熊本市内の水前寺公園まで10㎞足らずの立地です。
倒壊した建物はほとんど撤去され、更地になっており、ブルーシートもほとんど見かけませんでした。仮設のうどん屋さんなどもありましたが、元々の街の景色を知らなければ、何の感情もなく通り過ぎてしまうほどになっていました。本格的な復興はこれからになります。

2017/05/05 12:13

車は故郷の八代へ。
40年ぶりくらいに二見海岸に行ってみました。小さい頃、母が海水浴に連れて行ってくれた海岸です。また、家から歩いて潮干狩りにも出かけた海岸です。高校生のときはこの海岸のすぐ横を走っている鹿児島本線沿いの野菊を観察研究していました。
写真の対岸は天草で、右側向こうには長崎・島原半島の雲仙普賢岳が見えます。海と空の青が素晴らしく、砂浜とのマッチングが見事ですね。どなたかが仰っていました。「吉尾さんは素敵なガラケー写真家ですね」と。この写真を見ていると、私もちょっとその気になってしまいそうなお気に入りの1枚です。訪ねた時間帯もよかったのだろうと思います。
人っ子一人いない静かな海岸で、半世紀ほど前のことを思いつつしばし佇み、最高の栄養をいただきました。

2017/05/05 12:34

さらに実家に近づくと、最近では見かけなくなったレンゲ畑が広がり、またまたしばし佇み、そして、ガラケー写真家に。

実家で甥っ子の子供たちと食事を楽しみました。今年日産に就職したばかりの彼はこのGWは11連休だということでした。凄いですね。回復期リハビリテーション病棟に勤務しているとあり得ないことです。
でも、忙しい日々の中にあっても、このような一コマが挟まれることで、しっかりリフレッシュできるようです。

南から北から

1週間前に南阿蘇を歩いたときに見た夕景です。

2017/04/23

雄大な阿蘇にあって、このような隙間から見える夕陽もなかなかいいものです。でも、ここに見える木の手前には家があったのです。ここに住んでいた人たちは朝陽を見て気合を入れ、夕陽を見て1日に感謝をするような、そんな生活を送っていらっしゃったのでしょうか・・。この地域は元々、長陽村と言います。合併して南阿蘇村になりました。阿蘇の山々の関係で1日の日照時間が短い地域に対して付けられた、いわゆる自慢の村の呼称だったのだろうと思います。これからまたお日様の恵みによって復活してくれることを祈ります。

2017/04/30

そして今日は4月30日、ゴールデンウィークの2日目になります。
札幌では桜が咲き始めました。この写真は、今日昼過ぎのすすきの界隈のエゾヤマザクラです。
毎年GWに咲いて、円山公園では花見客で賑わいます。公園内では通常バーベキューは禁止ですが、この開花時期だけは北海道神宮下の園内に限って許可されます。なんと、円山公園管理事務所では抽選でコンロの貸し出しも行っています。例年GWと重なることから、制限時間の夜8時まで相当な人混みになります。と言っても、今日は結構な強風になっていますし、午後から雨模様と予報されていますから、GW後半が本番でしょう。

 

この1週間の内、26、27、28日の3日間、淡路島にある宿泊施設で新採用セラピストのセミナーを行いました。香川県にある同法人の橋本病院との合同セミナーでした。講師陣も含めると総勢60名余になり、初めての試みでもありましたから、終わってみないとわからないような手探りのセミナーでした。
新採用者たちは南は鹿児島から北は北海道から、そして四国からも。中には青年海外協力隊に参加していた者もいたり、これまで育った地域、学校、環境がかなり違う者たちの集まりです。4月早々に行った新人研修会では感じることができなかった個性や能力を見せてもらえた2泊3日になりました。彼たちもまた仲間が増え、私たちにもより接しやすくなった3日間だったろうと思います。

知らないこと、分からないことに気づく感性や能力が必要ですし、分からないまま事を無鉄砲に進めないで、可能な限り知る努力をした上で臨床に関わっていく姿を彼たちに期待したいと思っています。
このセミナーで心に誓ったであろうその思いを忘れずに、歩み続けてほしいものです。

北から南から

2017/04/14

10日前、所用で札幌に戻ってきました。4月も半ばだというのに雪が降ったり、かと思うと急に温かくなったり・・・。
さすがに庭の雪は完全になくなりましたので、雪囲いを解きました。雪の中で見る福寿草の黄色い花が好きですが、この時期では茎が伸びていて、その先にある花を見ても春を待ちわびていたという印象はありません。裏庭に回ってみました。西日が当たる程度ですが、ここにも春の使者が姿を見せていました。行者ニンニクが7、8cmほどになって姿を見せていました。山には例年5月の連休に採りに行きますが、やはり札幌市内では早いですね。

2017/04/23

この週末は法事で南阿蘇に行ってきました。あの地震で阿蘇の山々は至るところで土砂崩れが起きました。そこに大雨が降ったことで土石流になり、あたかも大きな爪で山を引っかいたように見えます。そこにあった山肌の緑が今年は見えません。南阿蘇の集落を歩いてみたところ、かなりの人々が仮設住宅に移ったり、既に更地になってしまっているところも結構目立ちました。切ない気持ちになっていましたが、牧場の中を走る道路の傍らにスミレやハルリンドウが咲いているのを見つけて、ちょっと嬉しくて、すみれの花咲くころ~、とつい口ずさんでいる私がいました。

2017/04/23

札幌と阿蘇で春の様相は異なりますが、やはり春はいいですね。南阿蘇の一心行の大桜は既に葉桜でしたが、小さなことに拘らず、あるがままに生きなさい、とどこからか声が聞こえたような・・。
人間は自然の営みから怖いこともたくさん経験していますが、何も語らない小さな野の花や大きな桜の木は、自分自身を振り返らせる力を持っています。それもそのときどきの自身の心の在り様なのでしょうが、そう感じれる感性はなくさないようにしたいものです。

千鳥ヶ淵

2017/04/08

今日の東京は雨模様ですが、会議が始まる前にちょっと千鳥ヶ淵まで足を延ばしてきました。

東京の桜の名所の1つ、というより、私には一番の名所、という位置づけになりますが、近年の人気度調査では2位だそうです。1位は目黒川とのこと。いずれもライトアップしていて、妖艶な夜桜も楽しめるようです。私はやはり千鳥ヶ淵に惹かれます。
千鳥ヶ淵と言えば皇居の最も北に位置し、九段の日本武道館や靖国神社が近くにあり、桜、桜、桜と、なかなか見応えがあります。靖国神社には東京のソメイヨシノの標準木がありますから、この地域が東京の桜の現況を表しています。実際に標準木と他の木とを比べてみると、標準木の方が一足先を行っているようでした。東京では今日、明日が花見の最後くらいでしょう。千鳥ヶ淵の桜はこれから散り始め、お堀を一面桜色に染めることになります。それも見てみたいですね。

2017/04/08

今日、日本武道館では日本大学の入学式が行われるそうで、東京メトロ九段下駅から武道館に続く道は黒い服を着た新入生たちで込み合っていました。私がイメージする「入学式に満開の桜」というこの上ない場面設定になっていて、これで晴れていたら最高の一日です。今日の入学式ではどのようなメッセージが心に響くのでしょう?
これまでの人生の中で私の心に響いたことばはいくつかあります。入学式のような場面でもそのような言葉をいただくことはもちろんありますが、私の場合は中学校のときの野球の試合に負けたときと、PTになって40年近く経過した頃に居酒屋の男子トイレに行ったときに人生に影響を与えるような言葉に出会っています。相田みつをさんのことばもそうです。これまでに触れたことがありますからここでは紹介しませんが、人が変革するときって、必ずしも重大な出来事がきっかけになるとは限らないようです。その頃の自分自身の心の状況次第、つまり脳の神経細胞の閾値次第なのかもしれません。そういう意味では普段から脳を活性化にしておくことが大切なのかもしれません。

千里リハビリテーション病院の先輩たちによる新人歓迎観桜会が4月10日夜に行われるそうです。私もお誘いを受けていますから出かけてみようと思っていますが、30名ほどの新入職員の顔と名前がまだ一致していません。暗い観桜会のときにとは言いませんが、できるだけ早く一致するように積極的に迫ってきてほしいと思います。もちろん、私にもその努力が必要であることは言うまでもないことです。

冗談

2017/04/01

今日は4月1日。

April Fool。誰かに嘘をついてもとがめられない、誰かの背中に紙を貼り付けても許される、そのような日ですが、最近、4月1日にいたずらはしなくなりました。周りを見ても、そのようなことをする人たちがいなくなったような気がします。今日だから許される行為なのに、遊び心がなくなったのか、余裕がなくなったのか・・・。冗談の塊みたいな私にはあまり嬉しくない現象です。

自然の営みは季節をしっかり伝えてくれます。この写真の対象は新大阪駅前のコブシの花です。まだ3分咲くらいかと思いますが、桜より一足先に春を告げてくれます。私が住んでいるマンションから新大阪駅までコブシの木が続きます。開花して4,5日。桜の開花予告花のようですが、これはこれで私には見応えがあって、桜にも負けないほど好きな花です。

2016/08/09 06:05

夏には冗談のような、とても奇妙な実を着けます。
昨夏に撮った写真を紹介しておきましょう。

今日、新大阪駅にJR西日本が6月から運行予定のTWILIGHT EXPRESS「瑞風MIZUKAZE」が停まっていました。なかなかの料金設定だそうですが、チケット取得はこれまでの販売で最高68倍の競争率だったそうです。最も高いチケットは山陽・山陰コース2泊3日、2名1室で1名様125万円也。
フー・・・。冗談、でしょう??
世の中、凄いことありますね。

さて、新年度に入りました。夏に新病棟を開設する予定があって、新入職者たちがドサッとやってきました。ドサッと、という表現は甚だ失礼なことですが、いつも寺子屋を開催している部屋が立錐の余地もない状態で新入職セミナーを開いています。受ける側も疲れることでしょうね。
私はこのセミナーを通して新人たちの勘が良いかどうかを量っています。結果、頼もしく思える顔がいくつもありました。ところが、昼食を済ませた午後の私のセミナーで45分ほど爆睡していた新人がいました。しかも私のすぐ目の前、距離にして1m足らずの席で。冗談かと思うくらい気持ちよく。こちらから大きい声で語りかけても無反応です。度胸がいいのか、勘が鈍いのか??
さてさて、この原石はただの石ころか、キラキラ光り輝く石に磨きあがっていくのか?
ちょっとこの光に期待を寄せて見守っていきたいと思います。

いよいよ

2017/03/30

千里リハビリテーション病院のお隣、大阪インターナショナルスクールの桜がいよいよここまで来ました。今日の写真です。本当はもう少し開いているのが3つほどあったのですが、私が立てる位置から遠くて、しかも逆光でうまく撮れませんでした。あと数日でチラホラというところまで行きそうですが、この後、また少し寒の戻りがあるそうですから、本格的な桜は来週後半になりそうです。

千里の桜通りの桜の中で、毎年一番に咲くあのソメイヨシノの枝はまだ咲いていません。その桜通りですが、古木からどんどん幼木に植え替えています。ソメイヨシノは根の張りも、枝ぶりも元気がなさそうで、じり貧になっています。切った枝からサクラテング巣病という材質腐朽菌に侵されやすく、また根を車や人の足で踏み固めると根頭癌腫病にもなるのだそうです。故に樹齢50年にもなると幹の中は空洞になり、多くは樹齢60年くらいで寿命を迎えるそうです。ソメイヨシノは交配能力がないので種子がなく、接木だけで繁殖するいわばクローン桜です。100年ほど前にヒトによって作られましたが、人間の手が加わらなければいずれ消滅していく運命にある桜です。

「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿(阿呆)」という表現の善し悪しはともかく、ソメイヨシノの持つ病気と梅の特性を知った上でできたことわざです。

リハビリテーションの世界でも似たようなことわざが聞こえてきそうですが、でも、まだそのような確たるものがない世界であるように私には見えます。人間学、社会科学は別として、自然科学に関わることでは普遍性を求めて進めていかなければなりません。ただ、数値化は一見客観的で、科学的であるかのようですが、人間の活動を数値化して表現することには危険性もありますから要注意です。
人間はクローンではないのです。

流行りもの

最近、私の中で流行りものがあります。「野菜たっぷり塩ラーメン」です。

2017/03/23 19:13

マンションの1階にあるコンビニで野菜炒め用にパックされた野菜を買ってきて作るのです。遅く帰ったときに重宝しています。
まず、ラーメンを作る鍋を火にかけて軽く油をひき、その野菜をサッと炒めます。塩を少々加えることがポイントです。これに熱いお湯を加えて沸騰したら日清の「サッポロ一番塩ラーメン」の麺を投入します。麺がいい具合になったら粉スープを入れて軽く混ぜ、丼に入れてゴマをかければ完成です。気分によって、粉スープを入れる前にかき卵を加えます。
なんとも貧困な晩御飯ですが、野菜好きな私にとって、鯖の次に好きな料理かもしれません。2日、いや3日続けても飽きないと思います。
初めは野菜を炒めるとき塩をふっていなかったのですが、野菜の汁に粉スープが負けてしまって、塩ラーメン本来の味がぼやけてしまっていたのです。健康のことを考えると塩を加えることに躊躇があったのですが、私の1日の塩分摂取量を考えれば問題なし、ということで味を優先しています。当院の産業医に怒られそうですが、スープも含めて完食します。私にとっては大切な栄養源ですから。

昨日は珍しく定時に帰り、卵入り野菜たっぷり塩ラーメンを作りました。冷蔵庫の中には何よりも大好きな鯖の味噌煮や季節もののいかなごのくぎ煮も入っていたのですが、病院を出る前から強力にイメージが出来上がっていました。もしかしたら、私の体が野菜を欲しがっているのかもしれません。

流行りものに憑りつかれるときって、こういうものかもしれません。パソコンやスマホのゲームでもそうでしょう。半ば中毒のようになってしまいます。でも、面白いことに、あるときからパタッと止めてしまいます。あるとき、というのはそれを止めざるを得ない特別な出来事が生じたときであったり、忙しくなってそれに構っている状況でなかったり、なんとなく興味が無くなったときであったり、いろいろでしょう。

歴史的にみると、私たちの業界でも、そしてその世界にいる私たち個人の中でも流行りものがありましたし、今でもあります。一時的に憑りつかれたようにのめりこむ人、中にはそれで生涯を送りそうな人、かと思うと全く興味を示さない人等々、その状況はさまざまです。同じ領域にいてもそのようなことが起こります。何故なのでしょう??

河津桜

2017/02/17

伊豆半島の河津(かわづ)町では1月の終わりから3月にかけて早咲きの桜が咲き誇ります。その名も河津桜。土手の並木を満開にするその桜を求めて大勢の人たちが河津を訪れるそうです。花期が1か月ほどありますから、桜まつりの期間の毎週末にはかなり込み合うようです。今年の賑わいはどうだったのでしょう?
写真の桜も河津桜だろうと思います。東京港区の田町駅すぐのところにある東京工業大学の庭に咲いていた桜です。撮影日は今年の2月17日。私の誕生日の前日でした。日本理学療法士協会の田町カンファレンスルームで開かれた会議出席の折に撮影したものです。花弁は少々小さめですが、色は鮮やかな満開の桜でした。まだ幹も細く、河津のようには栄えていませんが、あと5年もすれば見ごたえのある満開の桜になることでしょう。田町では私の誕生日に満開の桜を楽しめると思うと、来年からの2月が楽しみになってきました。
2週間後、3月5日にも会議のために同地を訪ねたのですが、ほぼ葉桜の状態になっていました。

桜と言えば小・中学校の入学式での来賓祝辞の枕に決まって含まれていたものでした。私は熊本県出身ですから、入学式の頃はソメイヨシノが満開で、その光景を今でもときどき思い出します。さすがに卒業式にはちょっと早過ぎましたが、この河津桜ならばいいタイミングかもしれません。河津にある学校では、もしかしたら河津桜が卒業式の祝辞の枕に用いられているのかも・・・。

人間は大人になるまで、そして大人になってからも、いろいろな環境で、いろんな人と出会い、様々な出来事を体験し、多くの影響を受けて成長していきます。それは千差万別、十人十色。だからこそ人それぞれに特徴があり、魅力があります。いや、それを魅力と受け止めるか、嫌悪の対象として受け止めるかも人それぞれ。だからこそ、いろんな人があっていいと思います。それを否定することは自分自身を否定することにもつながります。
この職業について以来、たくさんの患者さんやご家族に出会いました。もちろん多くの上司、スタッフ、学生たちにも巡り合いました。正直に言えば苦手に思えることもありましたが、それらを通してたくさんの学びがありました。故に今があります。
今、私はいい職業を選んだなあ、と心からそう思っています。