Peach

20120319Peach好奇心旺盛な私は今日「Peach」に乗ってきました。空の旅を低料金の身近で気軽なものに、そして斬新でかわいらしさとクールさ、楽しさを前面に出した日本初のLCC、関空拠点の航空会社です。全日空が筆頭株主で社長も全日空出身の井上慎一氏。
桃は若々しさ、活力、長寿、繁栄、幸せを現わす果物で、花言葉は天下無敵、チャーミング、私はあなたのとりこ、です。なるほどいいネーミングですね。
今はハイシーズンですから関空~札幌便はANAやJALではチケットの割引がなく43500円。Peachでは設定はいろいろですが、4780円~14780円くらい。就航記念の250円はともかく、3月3日~5日発売の「桃の節句」キャンペーンでは3300円の設定でした。私はANAのメンバーですが、この違いは大きいです。
安全運航を第一にしているだけあって中古ではなく新造機のAirbus A320-200。その方が整備費もいらなくてコストがかからないのだそうです。客席を増やしたため前後幅がちょっと狭いということですが、特に脚をコンパクトにしている私には余裕がありました。
キャビンアテンダントのホスピタリティーは良好。ロングのヘアスタイルは大手のように団子にまとめたものではなく、ポニーテール。笑顔も普通の素敵なスマイル。挨拶も深いお辞儀ではなく、軽い会釈です。クリームペンネパスタをお箸でいただきましたが、お味はなかなかでしたよ。お値段はお楽しみということにしますが、閉店間際の4割引きという楽しい販売もあります。
とても居心地のよいPeach初フライトでした。今年の誕生日のプレゼントに乗った787も素晴らしかったのですが、目的地に行くことだけを考えるとPeachは魅力的ですね。この斬新さとホスピタリティーは千里リハビリテーション病院でも学ばないといけません。
CAの白石さんに了解をいただいて、写真をアップさせていただきました。

コメント (12)

  • senri より:

    白石さん、こんばんは。
    ブログをご覧いただき、ありがとうございました。
    私はpeachのことをとても気に入ってまして、本気で応援しています。
    特に私のように家が札幌、職場が大阪、という者には正にバス同様の存在のpeachは嬉しいです。
    安いということだけでなく、本音としてのチャーミングなフライトは居心地をよくしてくれます。
    白石さんたちの笑顔は気取った搭乗客に普段の自分を取り戻してくれたと思います。
    久しぶりに白石さんにお目にかかり、とても嬉しくて、先日は最高のフライトになりました。
    これからも機内でお会いできることを楽しみにしています。

  • 白石 より:

    吉尾様

    先日もご搭乗ありがとうございました。
    早速ブログ拝見させていただきました。
    桃の花言葉、初めて知りました。
    まだまだ天下無敵には程遠いですが、チャーミングなフライトを目指して頑張ります。

    機内でお客様とお話できる機会は少ないので、このようにお話できること、大変嬉しく思います。
    またお会いできることを楽しみにしております。
    ありがとうございました。

    白石

  • senri より:

    asukaさん、こんばんは。
    私は大学では経営学コースを選択しました。
    有効な組織とは何ぞや、というような組織論も学びます。
    組織は何のためにあって、その目的を達成するためにどうあるべきか、
    などなど興味深い内容を学びます。
    リハビリテーション医療の世界はチームワークと言いますが、
    組織のあり方はとても生ぬるく、向くべき方向を誤っていることが多いと
    感じています。

  • asuka より:

    こんばんは.
    Peachを含めた航空業界はサービス業として,
    顧客が満足する方法を各社で考え実施してきたと思います.
    一方,リハビリ医療は患者様の満足をないがしろにして,
    ◯◯法など各自の療法を広めるため,研究材料として捉えられている部分もあり,
    一貫した患者第一主義がなされてこなかったことが
    時間のかかった原因の一つではないでしょうか.

    統一された目標がもっと明確に打ち出される必要があるのかもしれませんね.

  • senri より:

    asukaさんがおっしゃるとおり、目の前の患者さんと真摯に向き合うことが大切なのでしょう。
    Peachはそれを本音として実現しようとしているように思います。
    「桃栗三年、柿八年」と言いますが、Peachが設立して3年も経たずに桃の実がなりました。
    私たちのリハビリテーション医療はちょっと時間がかかりすぎていますね。

  • asuka より:

    ありがとうございます。
    やはり私たちは臨床家として
    目の前の患者様と真摯に向き合うことが一番重要なのですね。
    いつも変な質問ですみません(汗)

  • senri より:

    asukaさんはさすがに難しいところをついてきますね。
    そもそもEBMはエピソードを起こさないようにするために発展したものです。
    つまり、この治療は効果的だ、というよりも、ある治療によって死亡をはじめとする問題が生じないようにするためにどうすべきか、というところから発展しています。
    しかし、現在のリハビリテーション医療の世界では効果のことばかりが表に出てきています。
    論文は一面しか見ていませんし、人間はそんなに単純ではないですね。
    効果とは裏腹の事象、つまりエピソードも私はたくさん見てきました。
    リハビリテーションの世界では自然科学も社会科学も含めて多角的に捉え、アプローチしていくことが求められます。ヒトではなく人間が対象ですから。
    十分説明しきれませんが、論文ありきのEBMには疑問を持っています。

  • asuka より:

    ご返答ありがとうございます.
    日々元気ですが,先生ほどの活躍にはほど遠いのが現状です..

    先生は根拠のあるリハビリとはおっしゃいますが,EBMとはおっしゃられないですよね.

    それはEBMが生理的成因の裏付けが乏しくても研究結果や論文などでエビデンスがあれば
    医学に基づいた患者への行為とみなされるだけであり,
    先生のおっしゃられている生理学,運動学に基づいたものではない可能性があるからでしょうか?

  • senri より:

    asukaさん、こんにちは。
    日々、お元気にご活躍のことと思います。
    Peachというネーミングに全てが含まれていると思いました。
    企業家というのはやはり凄いですね。
    改めてそう思いました。
    私たちも個別性を尊重して、根拠のあるリハビリテーションサービスを実践しましょう。

  • asuka より:

    お久しぶりです.
    先日TVにてpeachの特集を行っていました.
    CAさんの選考基準は他社と違いコミュニケーション能力の高さだとおっしゃっていたと思います.
    語学,知識に優れているよりも,接客業として対人関係に重点を置いているようです.
    また,ただ安くするためにサービスを削った訳ではなく,
    必要な方は有料でサービスを受けられるという個人のニーズに合わせることができるのも嬉しいですね.
    私たち臨床家として学ぶことは多いですね.

  • senri より:

    makkyさん、おはようございます。
    その節はお越しいただき、ありがとうございました。
    そして初コメント、ありがとうございます。懐かしく、嬉しいです。
    空の旅が一部の特別なもの、お高いものというこれまでのイメージが払拭されます。
    Airbus社の機種を用いたこともメッセージ性がありますね。
    これからバスみたいに気軽に利用できるかもしれません。
    ぜひトライしてみてください。
    またお声かけください。

  • makky より:

    吉尾先生ご無沙汰しています。
    コメントは初なのですが、去年ユマニテク医療福祉大学校の勉強会にてお世話になりました。2日目の懇親会にて壁に頭を激突しても怪我(毛)は無い・・・者でして覚えていただければ幸いです。
    Peachは以前から気になっていまして、旅の予定はなく激安で就航記念の250円を狙っていたのですが、ホームページにも入れず断念しました。やはり値段が安く乗れる所がPeachの魅力ですね。CAさんも写真から愛想もよく是非機会があれば利用しようと思いました。
    ブログ良く拝見させていただいています。
    これからもよろしくお願いいたします。

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